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(71)城西40周年に向けて

①昨年(2008年)の3月11日に『城西30周年』というカテゴリーのブログを書き始めました。  第40回全日本大会の翌日(11月3日)に『城西支部設立30周年記念パーティー』が開かれることになっていたので、それまでに完結するつもりでした。  ところが、思った以上に書き残しておきたいことが多く、30回程度で終わるはずが、結果として70回のシリーズになりました。

②極真会館の歴史の一部を城西関連のニュースを中心に書いたため、若干片寄った記述になったようにも思います。  また、30年も前のことから書き始めたので、記憶違いもあるはずです。  ただ、過去のウェイト制大会・全日本大会の結果については『ワールド空手』の福島知好編集長から資料を送っていただいたので、正確な情報を残すことができました。  感謝しています。

③『ワールド空手』2000年11月号の作家・大下英治先生の取材記事に私の次のような発言が載っています。

『ボクシングは100年以上の歴史の中でアートになっている。  シュガー・レイ・ロビンソン、モハメッド・アリ、シュガー・レイ・レナード、ロイ・ジョーンズなどの芸術的なチャンピオンを生み出してきている。  極真空手も全日本大会が今年で32回となり、その基礎の段階は経た。  ボクシングのようにアートの域にいけると思う。  (中略)  打たれない。  怪我をしない。  体が小さくても勝てる。  そういう世界チャンピオンをつくりたい。』

その思いは今も変わりません。

④連載を終了するに当たり、先週・今週とうれしい出来事がありました。  第4回世界ウェイト制大会で鈴木雄三・森善十朗・田中健太郎と3人の世界チャンピオンが生まれたことと、昨日の第45回総選挙で川島智太郎が衆議院議員に選ばれたことです。  

⑤もしかすると、城西支部長として31年間過ごしてきたごほうびを神様がくれたのかも知れません。  次は『城西40周年』に向けて精進したいと思います。  今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。  

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(70) 2009年 26回ウェイト制・第4回世界ウェイト制

1.2009(平成21)年6月6・7日、大阪府立体育会館で第26回全日本ウェイト制大会が開催されました。  ベスト8以上に勝ち上がった城西関連の選手を紹介します。  

①軽量級・・・優勝・鈴木雄三(東京城北)、ベスト8・寺嶋大介(城西国分寺)、竹岡拓哉(横浜川崎)

②中量級・・・優勝・三田裕太(城西世田谷東)、ベスト8・平野智也(横浜港南)、杉山徳(城西国分寺)

③軽重量級・・・第3位・安島喬平(茨城県常総)、ベスト8・小林大起(東京城西)、金久保典幸(城西世田谷東)

④重量級・・・第3位・佐野忠輝(城西世田谷東)、第4位・鎌田翔平(東京城西)、ベスト8・鳩岡大岳(横浜北)

2.①先週末の8月23日、幕張メッセ イベントホールで第4回世界ウェイト制大会が開催されました。
  
②城西関連では昨年の第40回全日本大会・第3位の田中健太郎(川崎中原)と第5位の村田達也(埼玉県西)が軽重量級に、第8位の森善十朗(東京城西)が中量級に、第26回全日本ウェイト制大会・優勝の鈴木雄三(東京城北)が軽量級に、それぞれ出場します。  

③田中・森・鈴木の3名が優勝し、各階級の世界チャンピオンになりました。

3.11月21・22日は東京体育館で第41回全日本大会が開催されます。

残暑が続いています。  よい週末を!

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(69)2008年 父の死 25回ウェイト制・40回全日本 城西30周年

1.2008(平成20)年3月23日、父が死去しました。  享年83歳です。  1988(昭和63)年ごろ、証券会社を定年退職した父に東京城西支部の事務局を1~2年間手伝ってもらっていたこともありました。

2.6月14・15日、大阪府立体育会館で第25回全日本ウェイト制大会が開催されました。  ベスト8以上に勝ち上がった城西関連の選手を紹介します。  

①軽量級・・・第3位・三田裕太(城西世田谷東)

②中量級・・・優勝・鈴木雄三(東京城北)、ベスト8・稲岡祐樹(城西世田谷東)、竹岡拓哉(横浜川崎)

③軽重量級・・・ベスト8・森善十朗(東京城西)、金久保典幸(城西世田谷東)

④重量級・・・第4位・松村典雄(横浜北)、ベスト8・鎌田翔平(東京城西)、佐野忠輝(城西世田谷東)

3.11月1・2日、東京体育館で第40回全日本大会が開催されます。  城西関連の入賞者を紹介します。

①第3位・田中健太郎(川崎中原)

②第5位・村田達也(埼玉県西)

③第8位・森善十朗(東京城西)

4.大会翌日の11月3日、ANAインターコンチネンタルホテル東京で城西30周年パーティーが開かれました。  司会は20周年パーティーの時と同様、フジテレビの立川善久部長と掌道鍼灸整骨院の菊澤政夫院長です。  主賓として松井館長も出席され、心温まるご挨拶をいただきました。

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平野貞夫先生『得るは捨つるにあり』

1.元参議院議員の平野貞夫先生が書かれた『わが友・小沢一郎』(幻冬舎刊)の「得るは捨つるにあり」の項から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①その日の「万人幸福の栞(しおり)」17ヵ条の輪読は、第12条の「得るは捨つるにあり(捨我得全)」だった。  「万人幸福の栞」とは、昭和24年に倫理運動の創始者・丸山敏雄先生がまとめられたもので、倫理法人会のバイブルといえるものだ。

②第12条は「一切を投げ打って、捨ててしまう。  地位も、名誉も、財産も、生命も。  このときどういう結果が生まれるであろうか。  まことに思いもよらぬ好結果が突如として現れる。  いわゆる奇蹟(きせき・・・奇跡に同じ)は、こうした瞬間に起こる、常識をはるかに超えた現象に名づけたものである」という教えである。』

2.昨日取り上げた『ことたま』(江原啓之著 徳間書店刊)の「苦しい時の神頼み」の項にも同じような記述があったので、抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①神には「借金が帳消しになりますように」といった欲望ベースの願いは届きません。  どんなに手を合わせても、お賽銭(さいせん)を弾(はず)んでも駄目。  欲望が太陽を遮(さえぎ)る雲のように立ちはだかってしまうためです。

②ところが、諦(あきら)めの境地に立った途端に好転することがあります。  波長の高い人と知り合い、手を差し伸べてもらうことができたり、ヒット商品が飛び出して神風が吹いたり・・・。

③それは、「何もかも失ってゼロから始めるしかないのだ」と無欲になり、その人の波長が上がるからなのです。

④つまり、奇跡は必然。  奇跡を体験した人はそのことを理解し、この世には目に見えない力が存在することを確信します。  そうやって、人はスピリチュアルな真理に目覚めていくのです。』

3.今週末は衆議院議員選挙です。  城西の古くからのメンバーで、小沢一郎先生の秘書を長く務めた川島智太郎が民主党の東京ブロック比例単独候補として立候補しています。

『わが友・トモタロー』がんばれー!

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江原啓之さん『嘘も方便』

『ことたま』(江原啓之著 徳間書店刊)の『嘘も方便』の項から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①「嘘も方便」ということわざは、何事にも「大我(たいが)」と「小我(しょうが)」があることを教えてくれています。  

②嘘という絶対的に悪い行いでさえ、動機が「大我」であるならば許されるのだということ。  つまり、ものごとはすべて動機次第であることを伝えているのです。  (中略)

③何らかの事情で家計が傾き、これまでの生活レベルは保てないというとき、その事実を子どもに知らせるのは大事なことという考え方もあるでしょう。

④ただし、お母さんは、そんなときこそ元気に笑っていなくてはいけません。  つまり、やせ我慢は、子どもを不安にさせないための「大我」の嘘といえるのです。

⑤「佐賀のがばいばあちゃん」の中で、ばあちゃんが「お腹がすいた」と訴える洋七少年に、「気のせいだ」と言うエピソードがありましたね。  これだって、つらくならないための「大我」な嘘。  

⑥「小我」な嘘なら、単なる意地悪婆さんになってしまうのです(笑)。』

昨日まで三日間、国際親善大会と第4回世界ウェイト制大会でした。  総勢1700人を超える選手たちの戦いからエネルギーをもらいました。

ユーゾー、ゼンジューロー、ケンタロー、おめでとー!  

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菅原圭さん『羽生善治名人』

『ものごとに動じない人の習慣術』(菅原圭著 河出書房新社刊)の「あがることをパワーにした棋士」の項を番号を付けて紹介します。

『①棋士(きし)の羽生善治(はぶ・よしはる)さんは、あるころから、勝負の行方を決定づける一手を指そうとすると、駒を持つ指先が震えるようになってきた。  これでは、対戦相手に「これから指す手は勝負を決める手だ」と明かしているのも同然だ。  だが、押さえようとすればするほど指の震えは止まらない。

②羽生さんは腹を決めた。  指の震えを止める必要はないと開き直ってしまったのだ。  

③以後、羽生さんの指が震えると、対戦相手は、「勝負がついてしまったのか」、と逆にひるむようになってきた。  羽生名人は、自分が〝あがっている〟ことを受け入れることにより、指の震えを相手をひるます圧倒的な力に変えてしまったのだ。

④羽生さんは1996年に、将棋界の主要タイトルを独占し、七冠になるという、前例のない大記録を樹立した。  だが、その後、じょじょにタイトルを失い、無冠にこそならなかったが、「羽生ひとり勝ち」の時代は終わったといわれたものだった。  つらくなかったはずはない。

⑤だが、指先が震えるようになってきたころから、ふたたび、強さが蘇(よみがえ)ってきて、現在は永世名人、永世棋聖、永世王位、永世棋王、永世王将、名誉王座と六つの永世称号を手にし、第二の羽生時代を築いている。』

明日から幕張メッセ・イベントホールで「国際親善大会および第4回世界ウェイト制大会」です。  今日の15時30分から審判講習会なので私もそちらに向かいます。

選手の皆さんの活躍を祈ります。

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西田文郎さん『かもの法則』

『かもの法則』(西田文郎著 現代書林刊)から抜粋し、番号を付けて紹介します。  西田文郎(にしだ・ふみお)さんは日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニアです。

『①「できないかも」 「かなわないかも」 「嫌われるかも」・・・こういう「かも」を私は「否定的なかも」と呼んでいます。  (中略)

②「成功するかも」 「できるかも」 「うまくいくかも」・・・幸せな未来やツキを運んで来る「肯定的なかも」もいます。  (中略)

③「これはまずいことになるかも」 「このままではうまくいかないかも」 「もしこんなことが起きたら危険かも」・・・これは「否定的なかも」とは違います。  「肯定的なかも」が、その未来を実現するために想定する「危機管理のかも」です。

④プラス面しか考慮しない、偏狭なプラス思考。  これほど危険なものはありません。  ビジネスやスポーツ競技に必要なのは、最善をイメージし、最悪を想定する強靭なプラス思考です。

⑤悪いケースを想定しないプラス思考は、危機管理能力のない、ただおめでたいだけのプラス思考になってしまいます。  最悪の状況でも前向きであり続けられる、そんな粘り腰のプラス思考は、必ず最悪の場合を想定しています。  (中略)

⑥カルガモの親が、後ろに可愛らしい子ガモを引き連れて歩いているように、「肯定的なかも」は、「危機管理のかも」を引き連れてやって来ます。

⑦ですから「できる!」 「やれる!」 「絶対に成功する」などと無理やり思い込もうとしないでください。  「できるかも」 「やれるかも」、それで十分です。  その一見弱々しそうに見える不確定が、私たちに柔軟な目標実現能力を与えてくれるのです。』

明日は都合によりブログをお休みさせていただきます。

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(68) 2007年 24回ウェイト制・第9回世界大会

1.2007(平成19)年6月9・10日、大阪府立体育会館で第24回全日本ウェイト制大会が開催されます。  11月に行なわれる第9回全世界大会の選抜試合を兼ねていました。  ベスト8以上に勝ち上がった城西関連の選手を紹介します。  

①軽量級・・・第3位・尾崎亮(城西世田谷東)、ベスト8・相澤和政(横浜北)、寺嶋大介(城西国分寺)

②中量級・・・優勝・鈴木雄三(東京城北)、準優勝・渡辺理想(東京城北)、第3位・森善十朗(東京城西)

③軽重量級・・・準優勝・清水賢吾(東京城北)、第3位・市村直樹(城西下北沢)、第4位・村田達也(埼玉県西)、ベスト8・里山義和(城西世田谷東)

鈴木雄三が前年の軽量級に続く二階級制覇を成し遂げました。  中量級準決勝の渡辺・森戦は試合開始後25秒、森が顔面殴打で反則負けし、結果として決勝の鈴木・渡辺戦は不戦勝です。  個人的に渡辺vs森、鈴木vs渡辺、鈴木vs森は見たい試合だっただけに残念でした。

2.①11月16~18日、東京体育館で第9回全世界大会が開催されます。  城西関連では、前年の第38回全日本大会第7位の田中健太郎(川崎中原)、第24回ウェイト制大会入賞の鈴木雄三・渡辺理想・清水賢吾・市村直樹・村田達也の6人が出場しました。

②村田達也が第8位に入賞します。  日本人選手としてただ一人の入賞者でした。  村田の戦いは以下の通りです。

・1回戦・・・ショーン・オ・ファレル選手(オーストラリア)に本戦判定勝ち。

・2回戦・・・ダミアン・コラノ選手(アメリカ)に本戦判定勝ち。

・3回戦・・・優勝候補のミハエル・コズロフ選手(ロシア)に体重判定勝ち。

・4回戦・・・ジオゴ・シルヴァ選手(ブラジル)に延長1回判定勝ち。

・5回戦・・・アンデルソン・シルヴァ選手(ブラジル)に本戦判定勝ち。

・準々決勝・・・優勝したエヴェルトン・テイシェイラ選手(ブラジル)に中段突き一本負け。

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(67)2006年 23回ウェイト制・38回全日本

1.2006(平成18)年6月10・11日、大阪府立体育会館で第23回全日本ウェイト制大会が開催されます。  軽量級で鈴木雄三が、中量級で森善十朗が、それぞれ念願の初優勝を遂げました。  ベスト8以上に勝ち上がった城西関連の選手を紹介します。  

①軽量級・・・優勝・鈴木雄三(東京城北)、準優勝・尾崎亮(城西世田谷東)

②中量級・・・優勝・森善十朗(東京城西)

③軽重量級・・・第4位・村田達也(埼玉県西)、ベスト8・里山義和(城西世田谷東)、佐藤賢(城西世田谷東)

2.11月18・19日、東京体育館で第38回全日本大会が開催されます。  田中健太郎(川崎中原)が、第7位に入賞しました。  城西関連の入賞者は田中だけです。

明日から16日の日曜日までお休みをいただきます。  

暑い日が続いています。  体調管理にお気を付け下さい。  

では、また。  

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坂村真民さん『人情味』

『坂村真民一日一言』(坂村真民著 致知出版社刊)の8月5日の項のタイトルは『人情味』でした。  番号を付けて紹介します。

『①隣の庭木の葉が散り込んでくるのにも文句を言い、団地の近くの森で鳥たちが鳴くのがやかましいから、木を切ってしまえと主婦たちが抗議し、噴火し灰を散らした損害を国に支払えとマイクで言う者まで出てき、ああ何という自己主張だけの日本人になってしまったのだろうかと、肌寒くなるこの頃の日本である。

②何がこんな日本にしてしまったのだろうか。  政治か、教育か、金か、いろいろあるだろう。

③でも二度とない人生なのだ。  ああ生きていてよかったと言えるような生き方をしたいものである。

④人間で一番大切なのは情味なのである。  出世も立身も、そうしなくていい。  

⑤人情味のある人間として、世を終わりたいものである。』

文章を読んだら、なぜかホッとしたので紹介しました。

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鳥飼重和先生『自信』

弁護士の鳥飼重和(とりかい・しげかず)先生のブログ『鳥飼日記』の今日のタイトルは『根拠のない自信と根拠のある自信、人生は自信次第』です。  抜粋し、番号を付けて紹介します。

『(1)「根拠なき自信」

①「根拠なき自信」、これでも、素晴らしい人生が送れる。  素晴らしい人生を送るのに、重要なのは自信があることだからである。  その自信に根拠がなくても、自信がある以上、効果は抜群なのである。

②確たる根拠はないが、なんとなく、自分の人生は旨くいくような気がする。  これは予感であるが、これも自信の変形であり、未来の人生を明るくする。  未来が現在よりも良いものとなる、そう考えられることが重要なのである。  (中略)

(2)「根拠のある自信」

①山下さんは、早起きを始められたという。  早起きは自信につながり、エネルギーを与えられる、という発想が素晴らしい。

②この発想の素晴らしさは、重要な自信に根拠を与えた点である。  つまり、「根拠のある自信」を生むのが早起きだ、ということである。  自信があることでは同じであるが、根拠の裏づけの有無には違いがある。  根拠がある方が、自信の程度が高くなり、それだけ効果が高くなるからだ。

③ここでの根拠は、自分にとって、根拠と感じられるかどうかで決まる。  自信との関係で根拠が問題となる以上、自分の感覚が重要だからだ。  たとえば、実績を積み上げた上で、それを根拠とするなら客観性がある。

④でも、母親からの予言は客観的根拠はないが、自分の感覚では強い根拠となる。  私の場合、小さいころから、母にいわれ続けたことがある。  「お前は大器晩成だからね。」  「好きなことをやりなさい、必ず旨くいくからね。」

⑤この母の言葉にも客観的根拠はない。  私のことを占った占い師の見立てを、母は信じて私に伝えただけだからだ。  それでも、私は母の言葉から大きな自信をもらった。  これは、私にとっては、「強い根拠のある自信」なのである。

(3)「根拠のある自信」を創る

①早起きも、「根拠のある自信」を創ってくれる。  他人と比較して、他人のできないことをやっている客観的根拠があるからだ。  私流の考え方をすれば、他人との比較をしないで、以前の自分との比較をする。  「早起きできなかった」自分から「早起きができる自分」になったのである。

②言葉を変えれば、つぎのようになる。  早起きに関して、「できない」自分から、「できる」自分に変わったのである。  これは、自分が成長したことを自分で確認することでもある。  この成長を自分で確認することこそ、根拠のある自信につながるのである。

③そう考えると、「今、できない」でも、「やれば、できる」ことを利用できる。  「今、あいさつしていない」が、でも、「あいさつしようと思えば、できる」と。  そこで、「あいさつ」することを始めると、どうなるか。  「できなかった」あいさつが、「できる」ようになったことで、根拠のある自信になる。

④日常の簡単なことを活用すると、いくらでも「根拠のある自信」を創れる。  それによって、見違えるほど人生が輝いてくる。  日常の当たり前の中に、根拠ある自信を創る種が転がっているからである。  つまり、誰でも、根拠のある自信を創るチャンスが与えられているのである。』

問題を抱えているとき、信頼できる人から言われる「大丈夫!」という言葉は、鳥海先生のお母様の予言と同様、「強い根拠のある自信」につながりますね。

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河合隼雄先生『受験』

臨床心理学者の河合隼雄(かわい・はやお)先生の対談集『心理療法対話』(岩波書店刊)を読みました。  河合先生が何人かの先生方と対談されています。  武蔵大学人文学部教授の古橋信孝(ふるはし・のぶたか)先生との対談の項から抜粋し紹介します。

『河合・・・今はそういう本来的な儀式はほとんどなくなっていますが、人間には本当は必要なんですよね。  だから個人で物語をつくったり、個人で儀式をやったりしなくてはならない。  しかし、逆にいうと、自分でできるから面白いのじゃないかと思っているんです。

古橋・・・私、以前から思っていたのですが、受験というのは、ある意味で試練のようなものだという感じがあるんです。  だから、あれはいわば灰色の青春でかまわないわけで、あれを経過して成長する過程をいかに自分が利用するかということだと思うのです。

河合・・・うまくやっている人には、ちゃんと意味を持っているわけですね。  ところが下手なほうにちょっと歪(ゆが)んでしまうと、もう試練だけで、儀式的意味を失ってしまうわけです。

古橋・・・歪みのほうが大きくなってしまうほうに注目がいって、なるべく受験はやさしくするという方向になっていますね。

河合・・・そこが問題なんです。  歪みのことだけを、可哀相(かわいそう)じゃないかと論じて、全体の制度を変えようとやってきたけれども、あれがひとつも成功しない。  何か制度を変えることによってすべての人が幸福になる道があるという大錯覚(だいさっかく)を起こしているんですが、そんなものあるはずないですよ。』

私自身、何度かの受験体験を持っています。  つらく感じたこともありますが、今から思えば、自分にとって大変いい経験になっています。  

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ピーター・バラカンさん『猿はマンキ お金はマニ』

『猿はマンキ お金はマニ』(ピーター・バラカン著 NHK出版刊)から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①英語がかなり話せる方でも、ときどき話の内容がわかりにくくなることがあります。  これはカタカナ発音をしているからで、長年日本に住んでいるぼくには理解できますが、世界のどこかで何気なくテレビを見ている視聴者にはわかりにくいと思うと、その場で自分でいい換えたりしていました。  (中略)

②最近の経済危機の関係もあって、ニューズ(ニュースではなく)にも毎日のように経済のことが取り上げられ、ドルが下がった、株が下がった、などと報じられています。

③そんなニューズに頻繁に登場する言葉の一つ、「マネー」(money)。  実は、「マネー」では英語圏ではまったく通じないと思ったほうがいいです。  もしかしたら、フランス人の印象派の画家エドアール・マネと勘違いされるかもしれません。  moneyの発音は「マニ」です。  (中略)  猿のmonkeyも同じで、「モンキー」ではなく、「マンキ」と発音します。  (中略)

④今世界で最も使われている言語は何か、ご存知でしょうか。  英語といえば英語なのですが、ぼくが話す英語とはちょっと違うもの、つまり、ESL(English as a Second Language・・・外国語としての英語)です。

⑤地域によって形は多少変わってきます。  有名なのはシンガポールで使われる「シングリッシュ」や多くのインド人が話す「ヒングリッシュ」あたりですが、日本人の英語はときどき「ジャングリッシュ」と呼ばれることもあります。』

1987年12月、初めてアメリカに行きました。  飛行機は、成田発・サンフランシスコ経由・マイアミ行きのユナイテッド航空です。  機内で食事の前に飲み物を聞かれ、「ホワイト・ワイン プリーズ」といったら缶ビールを渡されたことを思い出します(恥)。

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