2013年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年03月

休会・復会

1.前回のブログで「過去に同一の著者の本を10冊以上読んだのは4人だけ」と書きましたが、大山総裁のことを忘れていました。  スミマセン(恥)。  自宅の本棚を見たら、写真集も含めると23冊の著書がありました。


2.徳山大貴・真奈兄弟が受験勉強のため休会することになりました。  極真空手の稽古で培った精神力で勉強にも打ち込むと思います。  道場まで送り迎えをされていたお母さんからはたびたび差し入れをいただきました。  ありがとうございました。  受験を終えてまた稽古に復帰することを楽しみに待っています。


3.私が極真会館総本部道場に入会したのは1971年8月、高校3年生の夏休みでした。  しばらく稽古に通ったのですが秋から受験勉強のため休会することにしました。  休会届を郵送すると、事務局から丁重な手紙が送られてきました。  当時は少年マガジンで『空手バカ一代』がすでに連載されており、道場生の数も多かったように記憶しています。  そんな中でまだ一介の白帯道場生だった私にまで激励の手紙をいただき、その時の感激は今でも忘れません。


4.受験勉強のため休会していた新宿道場の金子将大が受験が終わり復会したようです。  いろいろな事情で休会していた仲間が戻ってくるというのは本当にうれしいものですね。


5.前回も紹介しましたが秋山俊太郎も神奈川県警の寮に入るため、3月から稽古に参加できなくなるとのことです。  その秋山が一昨日の稽古のとき話しかけてきました。  以下は秋山と私の会話です。

秋山・・・またちょっと質問があるんですが?

山田・・・どんなこと?

秋山・・・師範は柔道と剣道ではどちらが強いと思いますか?

山田・・・(しばらく考えてから)刃物を持たないことを前提とすれば柔道の方が強いんじゃないの。

秋山・・・なぜですか?

山田・・・昔、ある場所で一人の人が木刀で殴りかかったところを見たことあるよ。  どうなったかというと、相手(それも、かなり酒に酔っぱらっている)が素手でその木刀の先をつかんだので木刀の綱引きみたいになってちょっとおかしかったよ。  柔道をやってればその後投げたり絞めたりできるんじゃないの。  でも、なぜそんなこと聞くの?

秋山・・・警察に入ると柔道か剣道が必修なんです。  森(善十朗)先生からは「秋山は柔道には向かないから剣道をやった方がいい」と言われました。

※「秋山は柔道には向かない」って何があったんだろう?


6.ちなみに稽古の最後に、秋山には犯人を追いかけるときのスピードとスタミナをつけるため、少年部のリレーに一緒に参加させました(笑)。

来週の日曜日からベトナム、再来週は韓国です。  今週末の天気予報をネットで見ると、ホーチミンは最高気温33度・最低気温21度、ソウルは最高気温4度・最低気温マイナス5度となっています。  大丈夫かな~(笑)。

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座右の書

1.先週金曜日の稽古の折、参加していた秋山俊太郎から「いつも読み返している本はどんな本ですか?」という質問を受けました。  読書が唯一の趣味なので本は好きですが、一冊だけ挙げるとなると言葉に詰まりました。  秋山の質問は私の「座右の書(いつも身近なところに置いておき、事あるごとに読んでいる本)」を聞いてきたのだと思います。

少し考えて、『朝は夜より賢い』(邱永漢著 実業之日本社)を挙げました。  作家・経済評論家の邱永漢(きゅうえいかん)先生が書かれた本で、副題は「私の体験的ピンチ脱出法」です。  


2.本書中の「ピンチの法則」について書かれた項から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①ピンチというのは人生のリズムみたいなものであるから、周期的に必ずやってくる。  用心して予防策を講じていても、避けることはできない。

②ピンチにおちいるときは、身辺におこることがいずれもマイナスに働くから、八方塞がりの感じになる。

③ピンチにおちいると、奈落の底にでも落ちるような不安に襲われるが、それは心理的なものにすぎず、必ずどこかで底に足がとどく。  ただし、必ず一定の時間の経過を要する。

④ピンチの折返し点は、恐怖におちいって想像したよりもかなり上のところにある。  つまり、人間は自分で考えたところまでは、なかなかおちこまないものなのだ。

⑤ピンチから這い上がるキッカケは、ピンチにおちいる前に考えていたようなことからは生まれてこない。  苦しみにきたえられ、それが薬になってはじめて次の対策が生まれてくるのである。』


3.私も人生において何度かピンチに見舞われました。  そのたびに本項を読み返して勇気づけられました。  本棚にある同書の発行日を見ると「平成元年9月20日 19版発行」となっています。  もう24年経つんですね。  カミさんに本屋で買ってくるように頼んだら、「本屋さんに行ったとき、書名を言うのが恥ずかしい」と言われた記憶があります(笑)。


4.過去に同一の著者の本を10冊以上読んだのは、小説を除くと五木寛之先生・渡部昇一先生・米長邦雄先生・邱永漢先生の著書です。  普通、同一著者の本は2~3冊以上になると内容が若干ダブってくるものです。  4人の先生方の知識・研究の深さがうかがえます。


5.前回のブログで昨年の12月8日に米長先生が亡くなられたと書きましたが、邱先生も昨年の5月16日に永眠されました。  併せてご冥福をお祈りいたします。


6.先週の東京都大会で金子雄大と清水智世が優勝し、入江友規が準優勝しました。

①金子雄大・・・今一歩で優勝を逃していましたが、やっと優勝することができました。  普段の稽古のたまものだと思います。  今回は特に左の上段前蹴りが効果的でした。

②清水智世・・・実力はあるのですが、最後は相手に粘られて負けてしまう展開が多かったように思います。  今回は最後まで自分のペースで戦えました。  今後は長いリーチを生かすような技・戦い方を工夫・研究する必要があります。

③入江友規・・・もともとセンスはいいのですが、攻撃が単発になるきらいがありました。  今回の結果が自信につながれば、本来持っているセンスがもっと発揮されてくると思います。


7.時々不思議な質問をしてくる秋山ですが(笑)、おとといの夜も11時半ごろまで小林大起の練習パートナーを務めてくれました。  アリガト~!

ちなみに4月からは神奈川県警の警察官です。





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米長邦雄さんと大橋巨泉さん

先月末の北京出張中に読んだ本から抜粋し、番号を付けて紹介します。

1.『不運のすすめ』(米長邦雄著 角川書店)

『①人生を仮に60年とすると、60年間すべて幸せという人も、逆に60年間まったく鳴かず飛ばずという人もいない。  たいていは、幸せな時が20年、不遇の時が20年、そしてどちらかに転ぶ可能性もある20年がある。  この20年を幸せのほうに引き寄せて、幸福な40年と厳しい20年、という割合で生涯を終えることが望ましい。

②私の場合、生まれてからの家計の苦しさ、内弟子時代のつらさ、四段になるまでの苦労を考えれば、20歳までは普通の人よりも相当に厳しい生活を送ってきた。  すると次には、幸せな20年、苦労が報われる20年が来なくてはならない。  いや、さらに20年を足して、幸福な40年にしなければならない。  (中略)

③だから私は、二つのことをめざした。  第一は、将棋に勝つこと、将棋が強いことによって得られる幸せ。  これは棋士としての本道である。  第二には、将棋に負けてもなお保証される幸せ。  この二つをめざしていれば、「人生に負けない勝負師」になれる、と私は思ったのだった。』

※米長先生は昨年の12月18日にご逝去されました。  ご冥福をお祈りいたします。


2.『どうせ生きるなら』(大橋巨泉著 角川書店)

『①何といっても「継続が力」である。  女房はボクのストレッチを「オブちゃん」と呼ぶ。  オブはオブセッション(妄想とか脅迫観念のこと)から来ているが、それが実はキーなのである。

②どうしても1日1回やらないではいられない強迫観念にしてしまえば、シメたものだ。  ボクは毎夕、5時から6時までの1時間は、余程のことがない限り、これに充てている。  (中略)  

③よく街で、死にそうな顔でジョギングしている人が居る。  ボクは「オブちゃんだな」と思って、ひそかに声援を送ることにしている。』


※『友人宅で食事を供された客が、家の主に質問していた。

「おたくのあの犬、どうしてじっとおれのことを見ているんだい?」

「あ、いけねえ。  あんたが食べているそのスープの器、あいつのなんだ」』(ジョーク集より)


※選手は金曜日から強化合宿に行っています。  明日は東京都大会です。  

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貴乃花親方と村田諒太選手

最近読んだ二冊の本から抜粋し、番号を付けて紹介します。

1.『生きざま』(貴乃花光司著 ポプラ社)

『(1)①土俵上では、欲は禁物だ。  「勝ちたい」「倒したい」というが欲が出た瞬間、精神が濁り、負けを呼び込む。  コンマ何秒の判断の鈍りが負けにつながるのだ。  

②どんなに勝ちたい場面でも、自我を抑え、無欲の境地へと自分を高められる者、そういう者だけが相撲の神様に祝福される。


(2)①優勝決定戦に臨むとき、私は「負けられない精神」でいくと決めていた。  「負けられない精神」とは、勝ちたいとも思わない精神、無欲の精神を指す。  

②支度部屋で四股、鉄砲を繰り返し、集中力を高めていく。  普段と変わらないことをし、普段と変わらない平らな気持ち、清らかな気持ちで土俵に上がることを目指していた。 

③それがうまくいったときは勝てる。  うまくいかず、「よーし、やってやる!」という気持ちが強すぎたり、どう取ろうか迷ったり、気持ちがデコボコのときは負ける。』


2.『101%のプライド』(村田諒太著 幻冬舎)

『(1)①(出稽古先の)自衛隊体育学校では日本代表チームの監督としてロンドン五輪決勝のセコンドについてもらうことになる本博国さんの指導を受けた。  (中略)  本さんからは徹底してディフェンスの技術を学んだ。  (中略)  

②大学では、こちらはまだ18歳なのに、相手は3つ上で21歳。  肉体が出来上がっている相手に高校レベルのパワーでは通用しなかった。  逆に打たれるパターンが増え、受身になったときにどう対処するかの技術がなく、醜い反則を重ねて逃げることしかできなかったのである。  その対処法を学んだ。

③例えば、相手に一方的に攻めさせるだけというスパーリングをした。  ロープ際では体を回して相手の攻撃をかわす。  ガードのときに肘をうまく前に出しながら、腕と肘の角度を変え相手のパンチを殺す。  一歩前に出てのブロッキング。  ガードを軸としたディフェンス技術の基本を徹底して教えてもらった。

④僕のインファイトのボクシングスタイルはガードとブロッキングに支えられているが、その技術のルーツはこのときに構築したものである。


(2)①(東洋大の職員となってから)僕は限られた時間の中で、どうすれば強くなるかを考えた。

②ビデオや動画をよく見て研究した。  海外の選手の試合動画だけではなく、どういうトレーニングをしているかとかいう映像も参考にした。

③相手がいないときは、一人で行うシャドーボクシングが主な練習となるが、その場合もエアボクシングではないが、実際の試合を想定して、考えながらパンチを出し体を動かす。  相手がいないからこそ不断の練習から実戦をより意識してやることになる。』


先週の火~木曜日は北京でした。  日本の報道にもありますが、大気汚染にはビックリしました。  白い霧が充満しているような状態で、遠くの景色がよく見えません。

今朝の朝日新聞によると「大気汚染のひどい日に北京に1日いたら、タバコ21本吸うのに相当する」のだそうです。  3日いたんで、63本も吸ったことになるんだ~(笑)。

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