2014年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年06月

あ~、幸せ

日曜日から中国・煙台に行っていました。  帰りに『遠回りがいちばん遠くまで行ける』(有川真由美著 幻冬舎刊)を読みました。  抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①父は大正生まれで、まるっきりサービス精神というものがない人でした。  プレゼントどころか、お土産すら買うこともなく、家事も一切しない。

②私が、「そんな人、夫にするのは絶対嫌」と言うと、母は笑いながらこう答えました。  「あら。  いてくれるだけでいいのよ。  なんにもいらないわ」  (中略)

③そして、その言葉を再び聞いたのは、30年以上、闘病生活を送っていた父が亡くなったときのこと。  涙を見せることはなく、寂しそうな笑顔で、「いてくれるだけでよかったのにね」。

④たしかに、父は、特別なことはなにもしないけれど、愚痴や不満を言うことはなく、食事をしたり、散歩をしたりするだけで、すぐにご機嫌になる人でした。  幸せになりやすい父と一緒にいた母は、まちがいなく幸せな人だったのでしょう。  (中略)

⑤心の品格のない人は、どれだけあっても足りないと不満を言う人。  心の品格のある人は、いまあるもので幸せになろうとする人なのでしょう。  本当に大切なものは、特別なものではなく、あたりまえにそこに存在しているのです。

⑥そういえば、私も父からプレゼントをもらったことがありません。  でも、父から贈られたものは、かぎりなくあります。  そのひとつが、日常のなかで、「あ~、幸せ」とつぶやくクセ。

⑦忙しいときは、食事をするのも、お茶を飲むのも、お風呂に入るのも、なんの感慨ももたなくなりますが、「幸せ~」とつぶやくだけで、心がこめられて、深くしっかりと味わおうという気分になるのです。

⑧幸せとは、特別な〝状態〟ではなく、毎日の生活のなかから、甘美な〝一瞬〟をとらえて、味わうこと。  大きな幸せが稀(まれ)にあるよりも、小さな幸せが頻繁にあったほうが、幸せ度は高いように思います。

⑨じつは、「あたりまえ」のようにあるものはすべて「奇跡」的に成り立っているもの。  なくしたときに、それが、かけがえのないものだったと気付くはずです。  

幸せになろうとするなら、幸せになろうとがんばるより、幸せに気づく感受性を高めたほうがずっと近道なのです。』

TOP↑

福分

『日本人が知らない本当の道教』(三多道長著 講談社インターナショナル)を読みました。  「福分」について書かれた部分から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①道教には「福分(ふくぶん)」を大切にするという考え方があります。

②「福分」とは、現世で受ける吉祥(きっしょう・・・めでたい兆し)全般のことを指し、生まれたときに、一生で受けられる福分も一定量が決まっています。  いい家に生まれる、多くの人から助けを得ることができる、よき師に恵まれて学業が成就する、人からの引き上げが得られて地位が向上するといった吉祥は、必ず以前に種が蒔(ま)かれ、それが実った結果であるとされています。

③また「福分」は、種蒔きをすれば、その分増えていくものでもあります。  持って生まれた福分は、今の自分として生まれてくる前の自分やご先祖様の蒔いてくれた種です。  それは定数として決まっているのですが、今の世で種を蒔けば後天的な福分として増やすこともできるのです。

④種を蒔くと、早ければ現世で福が実りますし、現世では実らなくても来世で、あるいは子孫に「福分」が回っていきます。

⑤持っている「福分」は使えば使うほど、その量も少なくなっていきます。  たとえば手元にお金があって、それを遊びやギャンブルで浪費したり、ご馳走ずくめの飽食生活を続けたり、福分を使うばかりでは、いつかは底をついてしまいます。

⑥ですから末永く福の恩恵を受けるには、福を浪費しないことや種蒔きをしておくことが大切なのです。  

⑦飽食ばかりしていたら病気になる可能性も高くなるでしょう。  お金があっても、あえて野菜や豆類のものを食べるなど粗食を心がけることで、病気になる可能性は少なくなり、福も浪費せずにすみます。

⑧使った福も、その分、人に施しをしたり、人助けを行ったりして種蒔きをしておきます。

⑨台湾の裕福な華僑や道教的生き方を実践して繁栄している大企業の経営者達は、必ず人や社員、顧客に対し感謝や心を込めた施しをして、新たな福の種を蒔いています。  人から感謝され、愛されることは、いいエネルギーを受けることにもなり、それがまた福につながっていくからです。』

明日は昇級審査会です。  よい週末を!

TOP↑

先駆者と景気

1.『先駆者になれ。』

『新社会人おめでとう。

今日、君はどんな職場で目の前を見ているだろうか。

どんな仕事であれ、そこが君のスタートラインだ。

新しい道が君の前にある。  しかしその道はまだ見えない。

新しい道とは何だろうか。  それはまだ誰も分け入ってない場所に

君の足で踏み込んで初めてできるものだ。

そこはまだ闇のような世界かもしれない。  光も音も感じないかもしれない。

しかし勇気と信念があれば、必ず光はさしはじめる。  明るい音も聞こえてくる。
 
新しい道を踏み出せ。  先駆者になれ。

そうして誰もまだ見たことのない、 まぶしい世界を見せてやろう。

そのためには力が、汗が必要だ。

やわらかな発想と強靭な精神を持って、ともに汗を流そう。

新しい道をつくろう。  後から続いて来る人たちの歌声を聞く日まで

私たちは、一人一人が先駆者になろう。  仕事は辛いぞ。  苦しいぞ。

でも自分だけのために生きているのではないことがわかれば、

必ず道はひらく。  少し疲れたら夕空を仰ぎ美味い一杯をやろう。

新しい道を踏み出す君に乾杯。』

毎年4月1日、サントリーが新社会人向けに出す新聞広告を伊集院静さんが書かれています。  今年はこの文章でした。  ブログで何回か紹介していますが、伊集院さんの文章はなぜか心に響きます。


2.『景気』

『A:「景気どうだい?」
 
B:「マアマアだね」

A:「俺は、いつもお前に聞くけど、お前はちっとも聞いてくれないじゃないか」

B:「そう言うなら聞いてやるよ。  お前の景気はどうだい?」
   
ため息交じりに、
A:「そんなことは、聞かないでくれ!」』

4月24日に配信されてきた公認会計士・本郷孔洋先生のメルマガ『本郷孔洋のビジネスの眼』から抜粋しました。  いつもながら、最高です(笑)

TOP↑

2014年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年06月