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2016国際親善大会

1.4月16・17日、2016国際親善大会が行われました。  入賞した選手についてコメントします。

①小木戸 瑛斗(型12歳~14歳)・・・準優勝
 技の緩急・強弱が明確で、体幹の安定感がありました。  フィジカル(肉体的)な足腰の強さとともに、型稽古の数も相当にやりこんでいることが感じられました。  型は型自身だけで成り立つものではありません。  その型を実際に相手との組手で使った場合に相手を倒すだけの威力があることが前提です。  それがないと単なるダンスになってしまいます。   その点で、瑛斗の型は型試合に出場した他の選手のお手本となると思います。

②諸岡 幸乃(組手6歳女子)・・・優勝
 力強さが感じられる組手でした。  今後学年が上がるにつれ選手数が増加することが予想されます。  まずは来年の連覇を目標に稽古に励んでもらいたいと思います。

③中水流 梨央(組手9歳女子)・・・優勝
 昨年の全日本大会に次ぐ優勝です。  相当に実力を付けてきたな、という印象を受けました。  大山倍達総裁は「3連覇してこそ本当のチャンピオンだ」と常々言われていました。  おごることなく稽古に励んで国際親善大会の3連覇を目指しましょう。

④福永悠萊(10歳女子-35)・・・第3位
 急速に力を付けてきました。  今年から土曜・新宿の選手稽古にも参加し、中水流 梨央と一緒に稽古していることが大きいと思います。  どの武道でもスポーツでも同じですが、強くなる一番の近道は強い選手と一緒に稽古することです。  次は優勝目指して頑張りましょう。

⑤中水流 嘉臣(壮年35~39歳-80キロ)・・・第3位
 同クラスの日本人選手の中ではパワーがある方ですが、準決勝で対戦した外人選手にはパワー負けしました。  ウェイトトレーニングにも取り組んでいると思いますが、最も重要なことは継続です。  少しでも休むと、筋力は落ちてきます。  世界チャンピオンを視野に入れた継続的なウェイト・トレーニングが課題です。

⑥林 秉天(壮年40~44歳-70キロ)・・・準優勝
 決勝戦の序盤、実力的には林さんの方が上だと見ていました。  相手選手は攻撃のたびに体軸が左右にぶれるので技で崩せると感じたからです。  しかし、結果は相手選手のパワーに押し切られてしまいました。  攻撃の3要素として技・パワー・スタミナがあります。  その3要素すべてでまさっていれば、よほどのポカをしない限り負けることはありません。  しかし、1要素でも劣っていると負けてしまうことがあります。  具体的に言うと、技・スタミナでまさるA選手とパワーでまさるB選手が戦った場合、技・スタミナでパワーを封じ込めてA選手が勝つケースだけでなく、パワーで技・スタミナを封じ込めてB選手が勝つケースもありえます。
 
中水流さん・林さんだけでなく、今回の壮年大会出場選手全員に言えることですが、継続的なパワートレーニングが若干不足しているように見受けられました。  城西の各常設道場にはウェイトトレーニングの器具があります。  あとは意識改革だけです。


2.初日が終わった後、入賞できなかった選手に次のような話をしました。

『長い空手修業の途中では勝つことも負けることもある。  負けた時にくじけて修行をやめれば負けだが、やり続ければ負けではない。  負け続けていても最後に勝てば「勝ち」なのだ。  要は「勝つまでやり続ける」ことだ。  城西の代表選手でも、少年部時代になかなか勝てなったがあきらめずに続けていたら過去に負けた選手にも勝てるようになった、という例はたくさんある。』

今回負けた選手と次に当たったときには勝てるよう、自分の映像を見て自分と相手選手をよく研究し、足りなかったものをこれから身に付けていくのだという意識を持って、毎日稽古していくことが肝心です。


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