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松坂大輔の直球主義

1. 『 松坂大輔の直球主義 』 ( 吉井妙子著 朝日新聞社刊 ) を読みました。

 吉井さんは、スポーツ選手のノンフィクションをよく書かれています。  過去に 『 神の肉体 清水宏保 』  『 夢を見ない男 松坂大輔 』 なども読みましたが、選手に密着し、選手の本音まで深く掘り下げられていました。

2. 終章の 「 自らの手で掴(つか)んだ世界一 」 の中から、抜粋(ばっすい)して紹介します。

① 『 1998年の春夏甲子園の連覇。  西武時代に幾度となく経験したリーグ優勝。  04年の日本シリ-ズ制覇。  06年はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝。  そして舞台をアメリカに移してすぐのワールドシリーズチャンピオン。  

 松坂は、よくよく大舞台の栄光に恵まれ、メディアからは 「 運を持って生まれた男 」 と評されているが、果たしてそうだろうか。  ( 中略 )

 新天地を求めて移籍した先で、1年目に世界の頂点に立ったのは、幸運というよりはむしろ、松坂が自分の手で掴み取ったものと断言していい。 』

② 『 松坂 「 こういう状況を求めてメジャーに来たんだから、悩んではいるけど、この環境を辛いとは思わないよ。  日本にいたら、こんな環境は絶対に体験できないからね。 」 』

③ 『 松坂には 「 怪物 」 とか 「 才能 」 という文字が、枕詞(まくらことば)のように使われてきたが、決してその種の人間ではない。  数々の栄光を残す一方、その裏には人の何倍もの量の、汗があった。  しかも、身体だけではなく、脳にも膨大(ぼうだい)な汗をかいてきた結果なのである。 』

④ 『 松坂 「 チームメートのラミレスは、才能の塊(かたまり)と言ってもいい。  ( 中略 )

 彼みたいな選手のことを、本当の天才、と言うんだと思うなあ。  いくら絞(しぼ)っても、僕からは彼のような能力は出てこない。  (中略) 

 彼らに太刀(たち)打ちするためには、もっともっと脳に汗をかかなきゃならないと思う。  僕の武器はこれしか無いんだから。 」 』

3. 昨年の11月20日のブログでも書きましたが、 『 脳に汗をかく 』 ことは、大切ですね。

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