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カス・ダマトの教え

原稿書きがやっと一段落しました。  原稿を書く時に参考にした『真相』(マイク・タイソン著 ダイヤモンド社)の中の「カス・ダマトの教え」の項から抜粋し、番号を付けて紹介します。  カス・ダマトはマイク・タイソン、フロイド・パターソン、ホセ・トーレスなどの世界チャンピオンを育てた名伯楽です。

『①気持ちははやったが、カスの家に(毎週末)通い始めた当初はまったくボクシングをさせてもらえなかった。  テディとの練習が終わると、カスが横に座って、二人で話し合う。  彼は俺の気持ちや感情、ボクシングの心理面について語った。  俺の心の奥まで知りたがった。  このスポーツの精神面について、いろんな話をしてくれた。

②まずカスは、恐怖心と、それを乗り越える方法について語った。「(前略)  野原を横切っているシカを思い浮かべろ。  森に近づいたとき、突然、本能が告げる。  危険なものがいる。  ピューマかもしれない。  ひとたびそうなると、おのずと生存本能が起動して、副腎髄質から血液にアドレナリンが放出され心臓の鼓動が速まって、並外れた敏捷性と力強さを発揮できるようになる。  通常そのシカが15フィート跳べるところを、アドレナリンによって最初の跳躍が40フィートにも50フィートにも延びる。  人間も同じだ。  傷つけられたり脅かされたりといった状況に直面すると、アドレナリンが心臓の鼓動を速める。  副腎髄質の作用で、ふだんは眠っている力を発揮できるんだ。」

③わずか14歳にして、俺はカスの心理学の狂信者になった。  カスは自己暗示にも凝っていた。  カスは指導する相手の状況に合わせて自己暗示の内容を変える。  俺には、「世界最高のボクサー。  誰も俺には勝てない。」という言葉を朝から晩まで何度も繰り返し唱えさせた。  これをやるのは大好きだった。  次第に自身が漲ってくるように感じたからだ。

④カスは一緒に暮らした最初の何週間かで、こういうことを全部説明し、計画の全貌を見せてくれた。  そして、俺に使命を与えた。  「史上最年少の世界ヘビー級チャンピオンになる」ことだ。  あとから知ったことだが、カスはカミールに、「あいつこそ、俺が生涯待っていた男だ」と嬉しそうに話していたそうだ。』

6月19日(日本時間20日)に行なわれた2016NBAファイナル第7戦は、クリーブランド・キャバリアーズがゴールデンステイト・ウォリアーズを93-89で下し、初優勝しました。  キャバリアーズはシリーズ1勝3敗で迎えた第5戦以降に3連勝で逆転優勝を果たした史上初のチームとなりました。

試合は大接戦で、第4クォーター残り1分9秒にキャバリアーズがタイムアウトを取った時点で、スコアは89-89の同点でした。  残り約1分でキャバリアーズが4点を追加し、勝負が決まりました。

NFLのニューイングランド・ペイトリオッツ、NBAのウォリアーズ、応援している2チームとも、夢は来シーズンに持ち越しです。  でも、その前にチーム城西の第48回全日本大会ですね。


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