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第24回全関東大会

昨日は第24回全関東大会でした。  城西支部の入賞者について感想を書いてみます。

①諸岡幸乃(小学1年生女子の部・優勝)・・・気迫が感じられる安定した試合内容でした。  上段蹴りの精度(どんな技から上殿蹴りへつなげるか、どんなタイミングで蹴るか、右の蹴りばかりでなく左の蹴りが蹴れるか、上段の前蹴りをどう蹴るか)が上がれば、もっと強くなると思います。  

②中水流 梨央(小学4年生女子の部・優勝)・・・相撲で言えば横綱相撲(まったく危なげない勝ち方)です。  上段蹴りの後や、前蹴りで転倒させた後の残心も決め、新ルールにも巧く対応していました。  先週の竹岡先生のブログを見たら、日曜午前中の稽古にもお父さんと一緒に参加していました。  そのような稽古熱心さは、試合における実績とともに、城西少年部のお手本になると思います。  

③亘桜子(小学6年生女子+40kg級・第3位)・・・急速に力を付けてきたな、という印象を持ちました。  体の柔らかさを活かした上段蹴りも有効でした。  難を言えば、攻撃や防御の際に若干バランスが崩れがちな所です。  そこが修正できれば、優勝も十分狙えると思います。

④ 岡部慎太郎 (中学2・3年生+55kg級・第3位)・・・準決勝で、今年の国際親善大会の優勝者で、今大会でも優勝した一学年上の選手に負けました。  試合を遠くから見たのですが、内容的にはさほど差がないように感じました。  突きの威力で言えば、慎太郎の方がまさっていたようにも見えました。  ただ、優勝した選手は、攻撃のアグレッシブさやラッシュの掛け方など、審判にアピールするのが上手でした。  そのような点は、今後見習っていくべきだと思います。  

⑤中水流 嘉臣(壮年35歳以上39歳以下男子-80kg級・優勝)・・・今回も親子優勝です。  中水流さんの持ち味であるパワーとスタミナが活かされていました。  特に最後の、膝蹴りを交えたラッシュが効果的でした。  今後、前蹴りや廻し蹴りの捌きからの「足掛け下段突き」など、新ルールへの対応ができれば、もっと楽に勝ち上がれると思います。  

⑥森根亮(一般新人戦の部・準優勝)・・・突きと下段廻し蹴りを中心とした組手で、粘り強く勝ち上がりました。  決勝戦はパワー負けした印象です。  フィジカルの三要素、つまり技とパワーとスタミナのすべてを向上させ、もっと上の試合を目指すようトレーニングに励んでもらいたいと思います。  先日の支部内部試合でも大学同好会の選手が活躍しましたが、同好会のメンバーの中から、是非、全日本大会に出場する選手が出てくるよう希望します。

⑦青柳海花(一般女子-55kg級・優勝)・・・上段蹴りや膝蹴りを中心とした技術レベルには見るべきものがありました。  今後はウェイトトレーニングによるパワーアップと突きの強化が望まれます。 青柳が大学入学前に在籍した淑徳巣鴨高校はフルコンタクト空手道部のレベルが高いことで有名です。  顧問の大崎芳樹先生は、今から30年以上も前の大学生時代に、城西支部・代田橋道場の生徒でした。  ありがたいご縁を感じます。

⑧ ルモワンヌ・ファビアン(一般選手権・準優勝)・・・長い間稽古に励んできた成果が徐々に出始めました。  準決勝も再延長まであきらめず、粘り勝ちしました。  特にリーチを生かした、突きと膝蹴りが効果的です。  また柔道経験者のファブには新ルールの「足掛け下段突き」が追い風となりました。 序盤戦で、蹴りを捌いてからの「足掛け下段突き」で技有りを取ったので、見ていた次戦以降の対戦者が廻し蹴りや前蹴りを出せなくなっているように感じました。   今後は、下段廻し蹴りを含めた廻し蹴りの軸足を、カウンターで刈ることを研究したらいいのではないかと思います。

ここ数年、少年部の強化に取り組んできました。  以前の関東大会では初戦を勝ち上がれない選手がほとんどでしたが、1回戦・2回戦と複数回勝ち上がる選手も増えてきました。  

しかし、他支部の多くの選手達も、一生懸命、日々の稽古に励みながら、優勝・入賞目指して参加してきています。  ですから、優勝・入賞することはそんなに簡単なことではないと思います。  

大事なことは、試合結果ではなく、今回の試合内容が前回より、少しでも上回っているかどうかです。  その長期間にわたる積み上げの上に、入賞・優勝があるわけです。

そして、最も大切なことは、絶対あきらめずに「勝つまで稽古し続けること」だと思います。  その点を、今大会のファブ先生の試合ぶりと結果を見て、再認識しました。

チーム城西の次のチャレンジは、8月・京都の「極真祭」です。

 

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