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極真空手50年の全技術

(1)①過去に空手関係では3冊の本を出版しました。  空手や試験勉強の上達のコツを書いた『やればできる!能力開発と目標達成』(1993年2月28日初版・日本実業出版社)、城西の組手技術を解説した『最強の極真空手 城西テクニック編』(1996年5月20日初版・スキージャーナル社)、黒澤浩樹(第16回全日本チャンピオン)との対談集『極真対論「勝負の諸相」』(1996年11月20日初版・スキージャーナル社)がそれです。  

②20年ぶりに『極真空手50年の全技術』(ベースボールマガジン社)という本を書きました。  私は第3回全日本大会から全て観ていますが、その後の45年間の技術発展の歴史を解説した内容となっています。  最近読んだ『教養としての日本哲学』(小川仁志著 PHP刊)の「はじめに」の中に「第1章は日本哲学の歴史について概要を学んでいただきます  何事も歴史という時間軸の中で整理するのがわかりやすいと思えるからです。」という文章がありました。  組手技術も、歴史という時間軸の中で整理するのが一番わかりやすいと思い、執筆しました。

③書店発売は9月15日です。  城西支部でも、若干の部数を特別価格で販売しますが、ベースボールマガジン社の新潟支社から、早くて16日の出荷となる予定なので、お渡しできるのは書店発売日よりは数日遅れると思います。  ご希望の方は、9月9日付けの指導員ブログを読んで下さい。


(2)指導員ブログと言えば、下高井戸道場の土曜日・一般部を指導している徳久無限の書いている『極真祭に出るまで』という記述を感心して読んでいます。  8月20日の極真祭の「35~39歳男子-75㎏級」で3位になった徳久先生が、大会出場を決めてからのトレーニング内容が書いてあります。

極真の試合には、次のようなステップで臨むべきです。

①現状把握・・・前回の試合で検証した自分の長所・短所、今回の試合の自分と同じカテゴリー出場選手全体の中における自分の相対的な実力レベル、強豪選手の長所・短所、試合までの期間、試合までに取れる稽古時間(仕事や学校があれば時間的な制約が出てくるので)

②仮説を立てる・・・①を正確に把握したことを前提として、試合までにどのようなトレーニング(技・パワー・スタミナ)をすれば、優勝・入賞できるのか。  試合直前の調整はどうするのか(試合当日には稽古疲れが取れていることが必要なので)。  どの相手とは、どのように戦えばよいのか、事前にイメージしておく。

③稽古量を積む・・・②で立てた仮説に基づいて、実際に稽古を重ねる。  空手というのは分かっただけではだめで、それを体に覚え込ませることが必要なので、ある程度の稽古量(技・パワー・スタミナ)が必要になる。  対戦者別のイメージに沿って、実際に体を動かしておく。

④実際の試合で検証する・・・実際に試合で戦って、自分の実力(技・パワー・スタミナ)を発揮する。  対戦相手との戦いにおいて、事前のイメージ通りの攻防でない場合には、試合中に戦い方を変化させることも必要。  

ある試合を目指して①~④のステップをこなした後は、次の試合に向けて新たな①~④のステップを踏むことになります。  ①~④のステップを正しく繰り返していけば、実力は必ず向上していきます。  もし、実力の伸びが見られないとしたら、①~④のどこかが正しく機能していないわけです。

徳久先生のブログを読むと、上記①~④について、きわめて科学的・合理的にステップを踏んでいることがよくわかります。  強くなるには、ただ体を動かして汗を流しているだけではダメです。  ある意味、体以上に頭を使うことが重要です。

今年の全日本大会に出場する選手たちにも、是非読んで参考にしてもらいたいと思います。


(3)①掌道鍼灸整骨院の菊澤政夫院長が『極真アーカイブス』というシリーズで、松井館長や城西OBの、過去の試合をアップしてくれています。  私は『newshodo-YouTube』というサイトで観ています。  

②落合道場で保管していた古いビデオの中には壊れていたものもあり、菊澤院長はわざわざ修理に出して、アップしてくれました。  危うく、過去の大事な映像が永遠に失われるところでした。  菊澤院長には本当に感謝しています。  

③新ルールで足掛けや捌きが有効になりました。  過去の試合では、それらが多用されています。  参考にして下さい。

(4)昨日は広島が25年ぶり7度目のリーグ優勝を果たしました。  城西支部も24年ぶり5度目の全日本大会優勝になればいいな~(笑)

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