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体が脳をコントロールする状態までやる

明けましておめでとうございます。  今年もよろしくお願いします。

新年早々、帯状疱疹にかかりました。  過去にわき腹に出たことがあるのですが、今回は右腰です。  発疹がお尻に出て座ると痛いのに加え、排尿障害が起きました。  ですから、ソファーに横になってテレビを観て過ごしています。

1月3日はアメリカンフットボールの日本選手権ライスボウルを観ました。  2連覇を狙う社会人王者の富士通が、27年ぶりに学生王者となってライスボウルに出場する日大を37対9で下しました。

日大と言えば、かつて篠竹幹夫という名監督が44年間の在任期間中17度の学生王座に導く、名チームでした。  ライスボウルでも、前回出場した1991年に3連覇を達成しています。  日大チーム(愛称はフェニックス)に関する新聞記事から抜粋して紹介します。

(1)ライスボウル前の新聞記事より
①2017年12月29日・朝日新聞・・・ライスボウル3連覇達成時の主将・佐々木康元さん(48)の談話

『僕らのときは篠竹幹夫監督がいて、現在の内田正人監督がコーチ。  練習は午後3時から10時、11時まで。  合宿所でも監督が一緒。  笑うのも忘れるほどの緊張の日々でした。  

主将になってからは3連覇のプレッシャーが重かった。  秋のリーグ戦に入っても苦しい試合が続き、食事ものどを通らない。  90キロあった体重は77キロに減った。  実戦形式の練習を繰り返して、体が脳をコントロールする状態までやりました。

ライスボウルに勝つと、篠竹監督が「男になったな」と言ってくれた。  もう、ボロ泣きです。』

②2018年1月3日・朝日新聞

『チームとして昨年1月から、練習前に計2500ヤードものダッシュを敢行。  試合形式の練習は2万5千プレーに。

常勝時代の猛練習が復活し、約20人の退部者も出たが、熱き山崎主将のもと、昨季のリーグ4位からライスボウル出場まではい上がった。』

③2018年1月3日・日経新聞

『大一番にも気負いはない。  「勝っているのは練習量くらい」という内田監督は、ハードな練習の上に築いてきた今季のチーム力をそのままぶつけるつもりだ。』


(2)ライスボウル後の新聞記事より

2018年1月4日・朝日新聞

『昨年1月9日、内田監督が復帰して最初の全体練習は7時間に及んだ。  1時間ぶっ通しのダッシュに、この時期では異例の実戦形式の練習。  常勝時代の猛練習が復活した。  汗にまみれ、はいつくばって、日大フェニックスは復活した。

この日、攻守の先発22人中9人が1、2年生。  1年生のWR林裕嗣は「あと3回ここへ来て、勝ち取ってみせます」。  赤い目で宣言した。』

創意工夫の重要性を強調するため、以前から選手指導において、「(体だけでなく)脳みそにも汗をかけ」と言ってきました。  最近は改定ルールにおける技術習得のため、反復練習の必要性を感じています。  つまり、道場稽古で分かって出来たとしても、全日本大会等の本番において無意識に出せないものは、まだ「技(わざ)」とは言えないからです。

(1)①の日大・佐々木元主将の「実戦形式の練習を繰り返して、体が脳をコントロールする状態までやりました。」という言葉に感銘を受けました。  


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