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余裕

1.4月10日にも紹介した、東洋思想家・安岡正篤(やすおかまさひろ)先生の『安岡正篤一日一言』(致知出版社)の、今日の項のテーマは『余裕』です。  紹介します。

『 「千万人と雖(いえど)も、吾(われ)往(ゆ)かん」と言った孟子(もうし)が、同時に、別面において、「豈(あ)に綽々(しゃくしゃく)余裕有らざらんや」と言って、余裕というものを論じておりますが、こういう乱世になればなるほど、われわれは、余裕というものを持たなければならない。  

 余裕があって初めて、本当に物を考えることも出来る、本当に行動を起こすことも出来るわけです。  
 
 殊(こと)に、善人は神経が細いから、尚更(なおさら)、本当の意味の余裕が必要であります。 』

2.「」内の意味は次の通りです。

 「千万人と雖も、吾往かん」・・・自分の考え、行ないが正しいと思ったら、たとえ相手が千万人であろうとも、自分を主張する勇気を持とう、の意。

 「豈に綽々余裕有らざらんや」・・・ゆったりと余裕を持っていこう、の意。

3.伸び縮みするゴムも、いつも引っ張ったままでは、いずれ弾力が失われてきます。  

 自動車のハンドルにも、必ず「遊び」があります。

 空手の試合でも同様ですね。

 絶対に負けられない、重要な試合であっても、肩の力を抜いて、ある意味楽しみながら戦った方が、良い結果が出るようです。

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