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大横綱・大鵬

 昨日の日経新聞夕刊に、元横綱・大鵬の納谷幸喜(なやこうき)さんのインタビュー記事が出ていました。  大鵬は史上最多32回優勝の大横綱です。  抜粋し、番号を付して紹介します。

1.青春時代について・・・2度と今の若さはこないんだから、今のうちに一生懸命頑張って、何十年か後に振り返った時、あの時はつらかったなあ、今思えばおもしろかったなあ、と笑える思い出をつくる。  そういうために、一生懸命努力するんだよ。  若い時にしかできないことがあるわけだから。

2.還暦(かんれき)を迎えた時、思ったこと・・・人生は、今日やったから今日結果が出るというものではない。  相撲で言えば、入門した時からずっと努力と鍛錬を積み重ね、最後の最後にいい結果を生む。  普通の人は、今日やったことの結果をすぐ欲しがるけれども、そうではない。

3.相撲道とは、辛抱(しんぼう)強く何事にも耐えうる精神をつくる、という意味と同義語なんです。  相撲の稽古は毎日同じことの繰り返しで、つらいことおびただしい。  「さぼりたい」という気持ちとの戦いである。  それをコツコツと繰り返すことで、精神は鍛えられる。

4.相撲は瞬時に体が動く。  頭で考えていては遅い。  (中略)  だから言うんです。  相撲バカになれと。  バカになるとは、邪心(じゃしん)を捨てて相撲に打ち込むということ。  愚直に体を痛めつけて自分で体得しなければ、相撲は勝てない。

5.ふき掃除、洗濯など、一から修行して力士として人間として成長していく。  それが大事なこと。  その過程で、師弟愛、兄弟愛、さらに先輩、後輩のきずなが太いものとなる。

 よい週末を。

 



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