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山本夏彦さん

1.『座右の山本夏彦』(嶋中労著 中公新書ラクレ刊)を読みました。

2.ウィキペディアで検索した山本夏彦さんの紹介です。

 『山本 夏彦(やまもと なつひこ、1915年(大正4年)6月15日 - 2002年(平成14年)10月23日)は、日本の随筆家、編集者。 『週刊新潮』の鋭い舌鋒の連載コラム「夏彦の写真コラム」で有名であった。』

3.抜粋し、番号を付して紹介します。

①私は夏彦を通して、歴史の見方を学び、思想の立脚点を学び、文語文の美しさを学び、併せて人間の賢愚深浅(けんぐしんせん)を学んだ。  

②真の独創を育てたいのなら、まず型にはめることだ。 ピアノなら先生の演奏をとことんマネし、繰り返す。  独創なんてものは、その繰り返しの中からしか出てこない。

③夏彦は「老荘(=老子・荘子)の徒」を自称しているくらいだから、無為自然(むいしぜん)を善しとしている。  つまりは「知足(=足るを知る)」の精神だ。

④山本夏彦さんの言葉・・・『人は内心忸怩(じくじ=恥じ入る様)たるものを心中にもたないといけない。  私は、コンプレックスは人に必須なものだと思っている。  コンプレックスがあってはじめて人である。  それが絶無な存在は人ではない。』

4.共感しながら読んだのですが、次のような山本夏彦さんの言葉がありました。  番号を付して紹介します。

 『①相田みつをの「にんげんだもの」を見ると私はぞっとする。  なにより「にんげんだもの」と筆で大書したその字がいやだった。  無造作を装っているうちに固まった字である。  

②「にんげんだもの」は何にでもくっつく。  「いろいろ あるんだな にんげんだもの」 「感動とは 感じて 動く と書くんだなあ」 「まようときだってあるさ凡夫だもの あやまちだってあるよ おれだもの」

③これがなん百万という人を動かすのだ。 こんなご託宣(たくせん)なら誰だって言えるが、十年書き続ける人はない。

④まじめなことを、まじめくさって言うのはヤボである。  そこには含羞(がんしゅう=はじらい)や笑いがなくてはならない。  「にんげんだもの」にはそれがない。  まじめくさった凡庸(ぼんよう)な説教があるのみである。』

5.私は相田みつをさんの書が大好きです。  携帯のiモードのマイメニューにも「相田みつをの心」を登録しています。  今日配信された「肥料あのとき」はマイコレクションに保存しました。

 人それぞれですね(笑)。

 

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