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石井慧選手

1.6月10~12日の3日間、日経新聞で柔道の石井慧(さとし)選手を取り上げています。  石井選手は、今年4月の全日本選手権で優勝し、北京五輪の柔道100キロ超級の代表に選ばれました。

2.記事の一部を、番号を付けて紹介します。

『①昨年12月の嘉納杯で井上康生を、今年4月の全日本選手権で棟田康幸を制した戦いが象徴的だ。  貫徹したのは、相手の持ち味を消し去り、反則1つでも勝ちきる柔道。  投げることは半ばあきらめていた。  それでも勝つ方法はあるとばかりに、気迫と技術と知略を尽くして審判も味方につけた。  術中にはまった井上に「努力やひたむきという言葉に収まりきらない、異常なまでの執念を感じた」と言わせた。

②勝利にこだわるリアリスト。  「柔道はルールのあるケンカ。  北京だって自分の柔道ができてもできなくてもいい、金メダルが取れれば」とためらいなく言い切る。  昨秋に100キロ超級に階級を上げてから18連勝、逆転で五輪代表をつかんだ。  ただの1度でも負けていたら北京はなかった。

③恩師で国士舘高校監督の岩渕公一はいう。  「あいつは勝つ方法を突き詰め、それをやり切る強い意思がある。  普通は不安になったり、周りの目が気になったりしてできないもの。  そこが他と違うところ」

④柔道を始めたのは12歳、中学1年と遅かった。  それが10年目で五輪の舞台へ。  理由は石井に接した誰もが驚く練習量しかない。  恩師の岩渕の言葉が端的だ。  「練習を止めたことは何度もあるが、練習しろと言ったことは1度もない」

⑤派手さはないが、実戦に強い。  一発で仕留められなくても二の矢、三の矢で。  スタミナ自慢で、延長戦になれば絶対負けない。

⑥ウェートトレーニングで鍛え上げた強烈な握力と腕力、1日8時間の練習で培ったスタミナは寝技でも生きる。  全方位から絡みつき、相手の逃げ道を封じながらジリジリと乗っかっていくさまは、地獄へと引きずり込まれるよう。  4月の全日本選手権では、鈴木桂冶がその餌食(えじき)となった。』

3.明日から3日間、大阪です。  明日は、午前11時から岸和田で大西靖人の5年祭、午後4時から府立体育館で審判講習会が行われます。  土曜日、日曜日は同じく府立体育館で、第25回全日本ウェイト制大会です。

 また月曜日にお目にかかります。  よい週末を。

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