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第25回ウェイト制大会

1.2日間のウェイト制大会が終わりました。  軽量級の西村直也は初戦で判定負け、軽重量級の森善十朗と重量級の鎌田翔平はベスト8でした。  それぞれ気付いたことをコメントします。

2.西村は1試合だけでしたけど、よくやったと思います。  本戦で3対0の判定負けでしたが、引き分けに近い内容だったと思います。  44歳という年齢で、城西地区の選抜試合で準優勝し、自力でウェイト制大会に出場した、ということだけでも頭が下がります。  ある意味、昨年41歳で4回目の世界大会出場を果たした市村直樹に通じるものがあると思います。

3.善十朗について気付いたことを書きます。

①再延長を戦って、試し割り判定負けでした。  ウェイト制大会で優勝するには、試し割りの枚数を積むことが大変重要です。  再延長戦を戦って、引き分けの場合には試し割り判定です。  勝ち上がれば実力は拮抗(きっこう)してきますから、1試合や2試合は試し割り判定になる可能性が高いのです。  重量級で優勝した赤石誠選手は、準決勝・決勝ともに試し割り判定勝ちです。  

 サンドバッグを横に寝かせて突くなどの練習をすることが必要です。  そして最も重要なことは、たとえ何かの種目で失敗したとしても、あきらめずに1枚でも多く割ろうとすることです。  その勝ちにこだわる思いが、勝利を引き寄せるのだと思います。

②技術的には、下段回し蹴りが良かったと思います。  破壊力を増すには、ウェイトトレーニングを中心としたパワーおよび体重アップや、重心を安定させるための足腰の鍛錬が重要です。    

③胸への突きをカットすることが必要です。  本人にとっては、効いていないのかもしれませんが、結果として押し崩されたりするなど、審判への印象は良くありません。  

④攻撃技やコンビネーションも、もっと工夫する必要があります。  今回、技の工夫や多彩さという点では、軽量級の澤村勇太選手が1番良かったように思います。  特に、技を出すタイミングが絶妙でした。

⑤スタミナトレーニングも、もっとやりこむべきでしょう。 

4.翔平についても書いてみます。

①試合中に苦しくなってくると、それが顔に出ます。  空手に関わらず、勝負においてはポーカーフェイスを保つことが必要です。

②善十朗の項で書いたウェイトトレーニング、足腰の鍛錬、技の工夫、スタミナトレーニングは同様に重要です。

③技術的には膝蹴りに進歩が見えました。  今後は、一本勝ちが狙える上段膝蹴りの研究が望まれます。

④143キロの阿曽健太郎選手との試合は、良く頑張ったと思います。  しかし、単なる善戦で終わらせず、次に当たった時には倒すつもりで、稽古に励む必要があります。

5.善十朗・翔平ともに更なる稽古が必要です。  量的にも質的にも、どこまで自分を追い込めるか、だと思います。  『稽古で泣いて、試合で笑う』という精神が重要です。  

 でも、過去の全日本チャンピオンや全世界チャンピオンが、皆やってきたことですからね。  2人の今後に期待しましょう(笑)。

 いずれにしても、大阪に行かれた皆さん、お疲れ様でした。

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