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坂口泰監督

 日経新聞夕刊で、6月16日から3日間にわたって、中国電力陸上部の坂口泰(さかぐちやすし)監督を取り上げていました。  抜粋して、番号を付けて紹介します。

『1.選手とひざを詰めて話し込むかと思えば、時に放任を決め込む。  坂口にとって、侃々諤々(かんかんがくがく)の議論も、沈黙も、「結局、やるのは自分」と選手に悟らせる手段にすぎない。  そうやって育ててきた佐藤敦之と尾形剛が、北京五輪のマラソンの出場権をつかんだ。  2001年エドモント大会から4度の世界選手権、そしてアテネ、北京と続く2度の五輪のマラソンに絶えず教え子を送り込んでいる。  アテネ五輪では油谷繁が5位に入った。

2.佐藤敦之の練習量は半端ではなかった。  (中略)  当然ながら衝突もした。  中国・昆明での合宿中。  300メートル走を10本というきついメニューをこなそうとした佐藤に、坂口は「違うだろ。  それがいつもの失敗の原因なんだ」と戒めた。  佐藤には体調と相談なしに強い負荷をかけるトレーニングをし、敗れたレースが何度もあった。  「マラソンはやらなきゃダメだが、やりすぎてもダメ。  同じ体調なんて二度とない。  そこが難しい」と坂口。  佐藤には手取り足取りの指導をやめた。

3.それから2年。  佐藤に明らかな変化が表れている。  北京五輪の代表選考会を兼ねた昨年12月の福岡国際マラソンを前に、佐藤は「疲れているときに無理してやっても仕方がない。  良い状態にしてからガツンとやればいいと今は思える」と話した。

4.坂口には、節目に選手の力を試す過酷な練習メニューがある。  通称「20プラス20」。  1キロを3分5~10秒というほぼマラソンの本番ペースで20キロ走り、間髪(かんぱつ)入れずに20キロをもう1本。  それも、1度ペースを落としてから再び上げる設定だ。  「30キロくらいで苦しくてクラッとしますよ」と坂口は笑う。

5. 尾形剛は、昨夏の大阪世界陸上の前に、このメニューをこなしている。  その走りを目にして、坂口は「本番も大丈夫」と手応えを感じた。  実際、尾形は酷暑の中、日本人トップの5位と健闘し、北京五輪への切符を早々と手中にした。  

6.このほか、40キロ以降にぐんとスピードを上げる「40キロプラスアルファ」など、坂口の“引き出し”には選手に自らの限界を意識させるメニューが詰まっている。』

 土日も事務所で、今週末が提出期限の資料作りでした。  明日以降、ブログはお休みさせていただくかもしれません。  スミマセン。

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