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沢部肇さん

1.7月13日の日経新聞で、TDK会長の沢部肇さんが取り上げられていました。

2.抜粋して、番号を付けて紹介します。

『①TDK会長の沢部肇さんは、迷った時には「これは美しいことかどうか、で判断してきた」という。

 それを、今は亡き素野福次郎元社長から教わったそうだ。  「素野は『正しいか正しくないかは時代によって変わる場合があるが、美しいか美しくないかは変わらない。  本当によい製品は美しいだろう。  自分の行動も、美しいかどうかで判断すればいいんだ』と言っていました」

②あるメーカーの第三者割当増資を引受けるかどうか、という議題が取締役会に出た時だ。  社長に内定していた沢部さんは「それはおかしい」と異議を唱えた。

 非効率な株式の持ち合いに常々疑問を感じていたので、お付き合いで引き受けるのは「美しくない」と思ったからだという。  当時社長だった佐藤博さんが「社長に内定している人の意見に従おう」と応じて、この議題は否決された。

③(素野さんは)酸いも甘いもかみ分けた、懐(ふところ)の深い人である。  (中略)  「経営者は格好良いだけではいかん」とも述べている。

 「自社の業績が悪ければ、経営者として失格だ。  私は、いかに下品であろうと、情熱を持って、業績を伸ばす経営者の方が立派だと思っている」というわけである。

 ただし「我利我利亡者(がりがりもうじゃ)になったらおしまいだ。  無私、無欲の大欲といった姿勢が基本に無ければならない」とくぎを刺している。』

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