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乳酸の話

1.7月21日の朝日新聞の、『五輪を科学する』という特集に、乳酸について面白い記述があったので、抜粋して番号を付けて紹介します。

『①乳酸は従来、「疲労物質」の代表格で、筋肉の働きを妨げる、と考えられてきた。  ところが、デンマークの研究者らが04年、乳酸は逆に、疲労した筋肉の働きを高める、という説を米科学誌サイエンスに発表。  乳酸に対する見方は変わってきている。

②乳酸を研究する東京大の八田秀雄准教授も、「乳酸はエネルギーとして使いやすい」といい、乳酸を使う能力は練習で高まる、と指摘する。

③練習も「乳酸に耐える」ものから、「乳酸を使う」ものに変わってきた。  陸上短距離競技では、最後の100メートルのきつさに慣れるため、200メートルや400メートルを全力で走ってから90秒休み、さらに全力で100メートル走る、といった練習が広く行われてきた。

④息が上がり、きつい練習だが、八田さんによると、90秒の休みの間に、乳酸とは別のエネルギー源が再合成されるため、乳酸を使う能力は伸びない。  

⑤「理想は競技と同じ距離を本番と同じ速さで走ること」。  

⑥北京五輪の陸上男子400メートル障害に出場する、成迫(なりさこ)健児選手のコーチで、筑波大学体育センター長の宮下憲教教授によると、成迫選手は400メートル障害を3本走る練習でも常に全力。  3本走りきれないこともあるという。』

2.トレーニング方法の研究は、日進月歩です。  私達も、さまざまな情報を入手する必要があります。

もちろん、その情報を鵜呑みにする必要はありません。  自分で、取捨選択すればいいと思います。

暑い日が続いてますね。  よい週末を。

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