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金メダル・石井慧選手

1.先週のお盆休みは、テレビの前でオリンピック三昧(ざんまい)でした。  

2.男子柔道は、最終日の100キロ超級を前に、メダルは66キロ級の内芝正人選手の金メダル1個だけです。  そんな切羽詰まった状況の中で、石井慧(いしいさとし)選手は極めて安定した戦いぶりで、見事に金メダルを獲得しました。  相手選手への「指導」2つで勝った決勝戦以外は、4試合連続一本勝ちの完勝です。

3.8月16日の朝日新聞の記事から抜粋して、紹介します。

『①決勝のタングリエフ戦も、本領を発揮した。  「自分のいいところも出せないけど、相手のいいところも出させない」。

②この階級で181センチは低い方で、110.9キロは参加選手中、2番目に軽かった。  しかし、たとえ小さくても、力負けしないことが大事だと石井は考える。  「幼稚園児がどれだけテクニックを持っていても、中学生の初心者には勝てない」が持論だ。

③ウェートトレーニングと走りこみは欠かさない。  練習の休憩中にも、周りの選手が一息ついている間に、腕立て伏せやスクワットを繰り返した。  こうして身につけたパワーとスタミナで、大きな選手を圧倒した。

④今年の全日本選手権では、ポイントをリードすると逃げ回り、「石井の柔道は汚い」と批判も受けた。  金メダルを手にした新王者は、「何を言われようと、ヒール(悪役)になろうと、自分の考えを貫いた。  それが自分の強さだと思う」と語った。

⑤小学校時代、走るのは遅く、球技は大の苦手。  友達とサッカーをしても、「鈍くさいから、お前はいれてやらん」と言われるほどだった。』

4.8月16日の日経新聞の記事も紹介します。

『①小学校時代は、地域大会でさえ、メダル獲得経験はゼロ。

②「慧は鈍くさいから、1つの技を1万回練習しなければ覚えられない」という石井選手の父、義彦さん。  「だけど1つの技しかできないから、何とかその技を効かせようとする。  鈍くさいからこそ徹底的に技を極める」。

③しんがりで登場した若武者に、大きな重圧がかかった。  「不安よりも恐怖を感じていた」。  けがによる練習不足から、後輩や友人に「おれ、勝てるかなあ」と弱音を吐いたという。  しかし畳の上に立った時には、弱気の虫は吹き飛んでいた。  (中略)  「武道家として未熟なんで、こういう状況に立たされたことを、逆に幸せだと思っていた。  やりがいもあるし・・・」。』

  

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