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斉藤仁監督

全日本柔道連盟・男子監督の斉藤仁さんが書かれた、『常勝力』(幻冬舎刊)を読みました。  抜粋し、番号を付けて紹介します。

1.(青森から上京し、国士舘高校に入学した頃の話)

①川野一成(かわのかずなり)先生は言った。  「うちの目標は日本一だ。  日本一になるためには、日本一の稽古をしなければならない。  そうして初めて、日本一になる運が巡ってくるんだ。  日本一の稽古をして、そのすべてを出し切って初めて、日本一になる運をつかむことができるんだ。」  (中略)  

②果たして、日本一厳しい稽古とは、「日本一長く、日本一密度の濃い稽古」のことだった。

2.(国士館大学柔道部監督に就任した頃の話)

①当時の学生たちは、きつい練習をいやがった。  出来ないことを出来るようになるためには、反復練習をするしかないのだが、それは退屈で、非常につらいものだ。  技術を向上させるためには必要なのだ、と頭ではわかっていても、どうしても逃げてしまう。

②そうならないためには、何が必要か。  やはり、高い目標なのだ。  自分は将来どうありたいか、を明確にイメージすることなのである。  目標あってこそ、それを実現するためには、今この反復練習を怠ってはいけない、と思えるのだ。

3.(北京五輪に向けて)

①攻撃パターンを増やせ、と命じた。  はっきり言って、現在は攻撃パターンを1つしか持っていない選手では、勝てなくなっているのが現実だ。  井上康生といえば「内股」という答が返ってくるが、彼にしても、他に、大内刈り、大外刈り、背負い投げを持っている。  その中でも内股が一番得意、というだけの話だ。

②また、その得意技に入るためのパターンを、できれば5つ、最低でも3つは欲しい。  1つだけでは、それを封じられてしまえば、おしまいだからだ。

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