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小沢一郎先生『50の質問』

民主党代表の小沢一郎先生に、プロデューサーのおちまさとさんが質問する形式の対談集『小沢一郎総理(仮)への50の質問』(扶桑社刊)を読みました。  第22問と第24問を抜粋して紹介します。

『【第22問】人生で一番傷ついた言葉は何ですか?
【答】いろいろあるね。

小沢・・・僕は本当は情に棹(さお)差して流されるほうなんですよ。

おち・・・そこが面白いですね。  確かに今までの話を聞いていると、かなり情に流されやすいタイプだと思います。

小沢・・・本当はね。  でも、だからこそ僕は絶対、政治判断だけは情に流されちゃいけない、と決めているわけなんです!  (中略)

小沢・・・日本の戦前の歴史だって、結局、感情というか、そのときの情緒的判断でダダダダーッと突き進んで、敗戦を経験してしまったわけでしょう。  もしそのとき、明治時代のリーダーたちが生きていたら、絶対にあんな馬鹿な戦争はしなかったですよ。  明治のリーダーはそれだけ見識を持っていて、きちんと物事を判断できた人たちだったからです。  そう考えれば、政治では情に流されちゃいけないというのは、すごく当たり前のことなんです。



【第24問】人に裏切られました。  復讐の方法は?
【答】ない。  去る者は追わず。

おち・・・これはちょっと生々しい質問かもしれませんが(笑)、いかがでしょうか?

小沢・・・いや、それはもう政治家ですから、裏切りを数えたらきりがない。  それはしょうがないことですよ。  (中略)

小沢・・・だから、僕の基本的な姿勢は「去る者は追わず、来る者は拒まず」。  大人、しかも政治家なんだから、自分の行く末ぐらい自分で決めろや、ということです。  それをマスコミは、情がないから小沢から人が離れていくんだと言うけれど、離れていった人の結末をみれば、大体わかりますでしょ。  僕はこれまで意図的に、情緒的に人をはじき飛ばしたり、意地悪したりしたことは一切ありませんよ。

おち・・・最初は理解されなくても、やがて時間が答を出しますからね。

小沢・・・そうです。  やっぱりお天道様が見ていますから。  僕はいつもそう言うんですよ。  暗い闇夜に紛れてうまいことやったと思っていても、やがて朝が来る。  そうしたらみんな、お天道様に照らされる。  だからみんな、一生懸命真っ当に生きろと。』

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