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大栗道榮先生『空海!感動の人生学』

高野山真言宗大僧正の大栗道榮(おおぐりどうえい)先生が書かれた『空海!感動の人生学』(中経文庫)を読みました。  抜粋し、番号を付けて紹介します。

『1.中国の司馬温公(しばおんこう)という人が、家訓に、「子孫のために万巻の書を積んでも、子孫はそれを読まないかもしれない。  子孫のために大金を残しておいても、子孫はそれを守らないかも知れない。  子孫をいつまでも栄えさせようと思えば、世の人々のために陰徳(いんとく)を積んでおくことが最も大切なことである」と、書き残している。

2.たしかに、大学者の息子は決して大学者になっていないし、また、どんな財閥でも、孫の代には遺産を食いつぶしてしまうことがある。  それよりも、日ごろの陰徳を積むべし、というのである。

3.陰徳というのは、「世のため人のために善いことをせよ。  だが、黙ってやれ」というのである。  善いことをしても宣伝するなというのだ。

4.陰徳を積めば、病気や災難は自然に消えてなくなり、世の人は喜び、天地の神仏も喜び、その功徳はまた自分にかえってくるのである。  世の中に利口な人は多いが、なかなか成功しないのは陰徳を積まないからである。』

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