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瀬島龍三さん『守一隅 照千里』

1.東急エージェンシー元社長の新井喜美夫(あらい・きみお)さんが書かれた『転進 瀬島龍三の「遺言」』(講談社刊)を読みました。

2.瀬島龍三(せじま・りゅうぞう)さんの略歴です。

『1938年、陸軍大学校を首席で卒業。  1945年、満州で関東軍参謀として終戦を迎え、捕虜となる。  この後、11年間シベリヤに抑留(よくりゅう)される。  1958年、伊藤忠商事入社。  1978年、会長に就任。  1987年、第二次臨時行政調査会(土光臨調)委員に任命される。』

3.新井さんの自宅新築祝いに瀬島さんから贈られた書についての項から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①「何を書こうか、いろいろ考えて、やっと昨日、書き上げたばかりです。」というと、瀬島は半紙を取り出した。

②味のある字で「守一隅 照千里」とあった。  元は最澄(さいちょう)の言葉で、「自分の与えられた一つの隅を守れば、それはやがて千里を照らすことになる」という意味で、組織の要諦(ようてい・・・物事の肝心なところ)をあらわす言葉である。

③「あなたは本を出されたり、講演活動など、本業以外にもいろいろなことをされていると思うが、一つの世界を極めることで、ほかにも大きな影響を与えることができるということを考えていただければと、この言葉にしました。」

④礼を述べると、瀬島が漏らした。  「戦時中に参謀だったときに、私は、みんながこういう気持ちでいてほしいと思っていた」』

4.瀬島龍三さんは2007年9月に95歳で亡くなられました。  お墓は明大前道場から徒歩5分の築地本願寺別院和田堀廟所にあります。

余談ですが、今日午後9時からフジテレビの『ザ・ベストハウス123』という番組で貝沼先生の現役時代の映像が取り上げられるそうです。

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