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新渡戸稲造『自警』

1.『自警(じけい)』(新渡戸稲造著 渡邊毅編訳 PHP研究所刊)を読みました。

2.ウィキペディアを参考にした新渡戸稲造の紹介です。

『新渡戸 稲造(にとべ いなぞう 1862年~1933年)、農学者・教育者。  国際連盟事務次長も務めた。  著書 『武士道』(『Bushido:The Soul of Japan』)は、流麗(りゅうれい)な英文で書かれ、名著と言われている。』

3.編訳者あとがき(『「新しい道徳」の構築者・新渡戸稲造』)から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①博士による「新しい道徳」の構築は、『武士道』発刊の約十年後に、いわゆる「修養書」と呼ばれる著作群となって実現されていく。

②修養と言う言葉は現在あまり使われなくなったが、簡潔に言えば道徳によって人格を養い育てていく、といった意味である。

③だから修養書というのは現代では「道徳読本」というぐらいに訳してよいであろう。  本書『自警』は、この修養書の一つとして数えることができる。』

4.『自警』本文から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①堅苦しくまじめくさって鎧兜(よろいかぶと)をつけ威張るものは、古来〝猪(いのしし)武士〟と呼ばれている。

②これに反して、外見は穏やかにして円満で人と争うということはないが、一旦(いったん)事変が起きたときはすごい力を発揮する人を〝真の武士〟と言っている。

③このような人は、この世の中にたくさんいる。  一見吹けば倒れそうで柔和な人が、いよいよというときに思いがけない力を発揮するという事例はたくさんある。

④イギリスの客船タイタニック号が大西洋で沈没したとき(1912年)の話である。  船が沈もうとしているときも泰然自若(たいぜんじじゃく・・・少しも物事に動じないさま)として落ち着きはらい、死に直面してもあせらず悠々(ゆうゆう)として船と運命をともにした者が数十名もいたという。

⑤このようなことは、大きな勇気と強い力を持つものでなければできない業(わざ)である。  普段は威張ったこともなく、穏やかに事務をこなす人でありながら、こうしたことができるというのは実に立派な人たちである。  人の強さということも、このレベルに達しなければならない。』

昨日紹介したチェズレイ・サレンバーガー機長みたいな人のことですね。  

これから総本部で郷田師範を中心にウェイト制大会の組み合わせです。

乞う御期待(笑)。

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