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第17回全関東大会

昨日は全関東大会でした。  本部席前のAコートを中心に見ていたのでAコートで試合した東京城西支部の選手についてコメントします。

1.一般女子および一般新人戦・・・全体に共通して気づいたことを挙げてみます。

①相対的に試合出場に向けてのトレーニング量が不足している・・・試合に勝つためには、技・パワー・スタミナの三面をまんべんなく強化する必要があります。  質も大事ですが、まずはある程度の量がなければ質の向上も望めません。  新人戦とはいえ、全関東地区の代表選手と戦うのですから、少ないトレーニング量で勝てるほど甘くはないと思います。

②下がる(後退する)・・・試合の判定基準は、(1)ダメージ、(2)有効打、(3)手数・足数の順です。  しかし経験上、前に出る選手に比べると下がる選手に対する審判評価は低いものです。  試合中に下がってラインを割ることは可能ですが、仮に屋内の決闘で壁に追いつめられたら一方的に攻撃されることを意味します。  下がって勝つには、下がりながらも相手にダメージを負わせるような攻撃力が必要です。

③1・2(ワン・ツー)、1・2・3(ワン・ツー・スリー)の連打で相手をせっかく崩しているにも関わらず、そこで攻撃の手を休め、見てしまう・・・理想的な組手は「崩し→決め」の連続攻撃です。  せっかく崩しても、決めの攻撃がなければ、崩す意味がありません。

④敢闘精神の不足・・・かって、ボクシング世界チャンピオン・渡辺二郎さんが試合後のインタビューで、「ボクシングも最後はどつき合いですから」と言っているのを聞いて感銘を受けた記憶があります。  言葉悪く言えば空手の試合も「礼儀とルールのある喧嘩」です。  敢闘精神、つまりファイティングスピリットが一番大切です。

ちょっと辛口の講評ですが、昨日出場した選手達の更なる可能性が私には見えるので、あえて書きました。

2.一般選手権・・・小林大起が優勝しました。  

①三年前の高校入学時に、空手をやるためお父さんと一緒に大阪から東京に出てきました。  途中、二度の顔面殴打・失格負けや、手首の骨折などのアクシデントもありましたが、今回の優勝である程度報われたと思います。

②6月のウェイト制大会で住谷選手に延長2回判定負けしたあと、トレーニング量の確保について本人と話しました。  この1ヶ月間は以前に比べると多めにトレーニングしたようです。

③次は全日本選手権でチャンピオンになるべくトレーニングを積んでいってもらいたいと思います。

このブログを書いていたら大起と一緒にお父さんが挨拶に来られ、今、帰られました。  三人で今後のことについて色々話をしました。  お父さんにとっても、大阪から出てきたこの三年間の苦労が実ったんだと思います。  また、私もお預かりした責任が少しは果たせたかなと、ちょっとほっとしています。

ダイキー、おめでとー。  



   

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