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清水克衛さん『朋友』

読書普及協会理事長・清水克衛さんのブログ『読書のすすめ』9月15日分から抜粋し、番号を付けて紹介します。  テーマは「朋友とは」です。

『①近頃よく「朋友(ほうゆう)」という言葉を、わたくし使います。  これはどういうことかと言うと、「心配もしないし、心配もさせない」という人間関係のことをさします。

②いて当たり前で、会話があってもなくってもいい存在です。  いるだけでいいのです。  だから、ハガキを出したり贈り物なんかもしません。  いわば、空気や水のような存在ですね。

③いなければ、ものすごく困るけど普段その存在が当たり前すぎてありがたい。  それすらも感じない。  でも、もしいなくなったらものすごく悲しい・・・。  こんな関係を「朋友」と呼びます。

④それなのに、友達といいながらちょっとしたことで「疑い」という思いが出て「ああ言った」とか「こう言った」とか、言いながらちょいと考えればちっちゃなことなのに文句や批判を言い出し、ひいては破壊的な行動をとってしまうんです。  これは非常にもったいないことです。

⑤「朋友」を持ちたいなら強烈な「信じる力」がなければなりません。  ほとんどの人が「信じる力」が足りないのです。

⑥昔から人間の道徳的レベルを上品(じょうぼん)・中品(ちゅうぼん)・下品(げぼん)と三つにランク分けしていたんです。  上品の人っていうのは、普通に生きている人には信じられないくらいの強烈な「信じる力」を持っています。

⑦だから多数をしめる中品や下品の人達から「あいつアホや!」とホメられてしまいます。(笑)  しかし、この乱世の時代に突入して上品な人達の存在が貴重になってきたんですね。』

私は、一緒にいるとき2~30分お互いにずっと黙っていられるような関係が、最高の友人関係だと思っています。  普通の友人関係だと、間が持てなくてどちらかが会話で埋めようとしますよね。
  

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