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桜井章一さん『負けない技術』

1.『負けない技術』(桜井章一著 講談社+α新書)を読みました。  副題は『20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」』です。

2.桜井さんの著書は私のブログで何度か取り上げています。  興味のある方は、パソコンの私のブログ画面右下の「ブログ内検索」で「桜井章一」と検索すれば出てきます。  この「ブログ内検索」機能は過去に書いた内容を確かめるときに重宝しています。

3.抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①「負けるわけにはいかない」という気持ちを強めれば強めるほど、不思議とプレッシャーは感じなくなる。  逆に「勝ち」を求めてしまう人は、どこまでもプレッシャーにつきまとわれることになる。  「勝ち」ばかりを追いかけると視野は狭(せば)まり、自分の技量以上のことをしようとするようになってしまう。  それがやがて、大きなプレッシャーを生み、そのプレッシャーに足を引っ張られて負けてしまったりするのだ。

②勝負事にしろ、世の中にしろ、その人を取り巻く状況は常に変化している。  その変化にいかに、そしてどうして対応するかがカギなのであって、型にこだわりすぎてはならない。  「型にはまれば強い」というのも、裏を返せば「その型で戦えなければ弱い」ということでしかない。

③勝負は〝気づき〟の多さで勝敗が決する。  ということは当然、気遣いのできる人は勝負にも強い。

④〝いい間合い〟を取るには、相手との距離感やリズムといったものが大切な要素となってくる。  ギリギリの距離感を保ちつつ、一瞬の隙(すき)を突く。  (中略)  うまく間合いを取るのには、前に行くことだけを考えるのではなく、それに合わせて後ろに行く動きもきちんとできていなければならない。  もちろん、左右のフットワークも大切になってくる。  目の前の一極に集中せず、前後左右、上下など四極、五極、六極を感じることができなければ〝いい間合い〟を取ることはできない。

⑤相手の隙を見て「ここでいってやろう」というのは、〝勝負所〟ではなくチャンスというべきである。  〝勝負所〟とは、さらにその上にあるものだと私は考えている。  (中略)  相手が七分で勝負をかけてきて、こちらは三分という不利な状況のときこそ〝勝負所〟になる。  (中略)  そんなときこそ、〝勝負所〟を越えようとする思いもよらないギリギリの力が出てくる。

⑥体構えがしっかりしていれば、自然と心の構えもしっかりしてくる。  (中略)  しっかりした体構えとは、ぐっと力が入っているようなものではない。  その逆だ。  柔らかくてどこにも力が入っていない状態である。
 
⑦勝負にたとえれば、専門家は得意技で勝とうとする人だ。  一方、万能家は何が来ても負けないぞ、という感覚を持てる人。  だから、私は専門家になろうと思わないし、専門家より、あらゆることに通じた万能家でありたいと思っている。』

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