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齊藤泉さん『またあなたから買いたい!』

『またあなたから買いたい!』(齊藤泉著 徳間書店刊)を読みました。  齊藤さんはカリスマ新幹線アテンダントです。  齊藤さんが乗っている山形新幹線の車内販売の平均売上は7万円程度と言われていますが、時には片道で26万円強売るそうです。  また、片道で旅客数(400人程度)の半分弱にあたる187個の駅弁を販売したという驚異的な記録も保持しています。  「プロローグ」から抜粋し、番号を付けて紹介します。  

『①限定された条件で、しかも毎日同じ業務の繰り返しですし、どこに工夫する余地があるのか? と思われるかもしれません。  でもちょっとした工夫や気遣いによって、売上の結果が大きく変わってくることを、私は身をもって体験してきました。  (中略)

②私が人に驚かれる実績を残しているとすれば、こうした工夫や接客方法について、つねに気を配り、目を配り、心を配り、試行錯誤を繰り返してきた積み重ねだと言えるのではないかと思います。

③そして、その根本にあるのが、「もし自分だったら、どうされたら気分がいいか」ということに尽きます。  「心地よさの追求」と言い換えてもいいでしょう。

④私には天才的な能力、もともともって生まれた能力があるわけではありません。  見ず知らずのお客様の立場に立つといっても、なかなか本意を想像することは難しいのですが、少なくとも自分がしてもらってうれしいことならわかります。  (中略)

⑤ワゴンに乗せる商品のセレクトから配置方法、効果的なPOPの利用、車内放送を流すタイミングやその口調・内容、お客様への声のかけ方・・・・・・そういった細々としたことまで、「こうしたほうが、よりいいんじゃないのかな?」と思うことは、日々、出てきます。  (中略)

⑥たとえば、私たちの仕事は、乗車前のワゴンづくりから始まりますが、通勤途中に感じる天候や人の流れを見ながら、「だいぶ寒くなってきたな、ずいぶんコートを着ている人が増えたな。  こんな日は温かい飲み物だな。  よしホットコーヒーをいつもより多めに積もう」とか、「大きな荷物を抱えた家族連れが多いな。  3連休は遠出をする方が多いな。  東京土産よりも、ファミリー向けに、車内で召し上がるアイスやお菓子、沿線のお弁当などの販売に力を入れよう」といったことを、自然に考えるようになりました。』

空手が強くなる上で、最も大切なことは「創意工夫」だと思っています。  「いかに脳みそに汗をかかせるか」ということです。  もちろん、体に汗をかかせることもお忘れなく(笑)。  日曜日は城西カップです。  よい週末を。

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