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福澤朗さん『声と言葉の教科書』

フリーアナウンサーの福澤朗さんが書かれた『声と言葉の教科書』(東京書籍刊)から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『1.リラックス
①体も心もリラックスさせる最も手っ取り早い方法は、運動することです。  運動してひと汗かき血の巡りがよくなると、まず体内からムダな力が抜けます。  呼吸も深くなります。  呼吸が深くなると心が落ち着くのです。  緊張している人って体に余分な力が入っているし、呼吸も浅くなっています。  だから単純に深呼吸するだけでも効果がありますね。

②それに有酸素運動を三、四十分もするとストレスホルモンがなくなって、プラス思考のエネルギーが湧いてきます。  緊張したらどうしよう、失敗したらどうしよう、噛んだらどうしよう・・・。  この「どうしよう」というストレスを三、四十分の有酸素運動で消去できるわけです。

2.姿勢
①立っている状態のとき、人によっては背中が丸く猫背ぎみになります。  あるいはハトみたいに胸をグッと張っている人もいます。  これ、どちらも不自然なダメな立ち方なのです。  (中略)

②力が抜けたいい姿勢をするためには、自分が操り人形になった状態を想像してみてください。  頭のてっぺんから糸が出ていて真上に引っ張られる自分をイメージするのです。  (中略)  こうすると、肩からも上半身からも余計な力が抜けて、人間が立っている状態で一番楽な姿勢になるのです。

3.目の充血
①目が充血しているのは、眼球が疲れて酸素を欲しがっている状態です。  目に一生懸命酸素を送り込もうとして血管を膨張させるから目が充血するわけです。  

②充血をとる目薬には血管収縮剤が入っていて、せっかく膨張した血管を収縮させて充血をとります。  これは酸素を欲しがっているマラソンランナーの首を絞めるようなものです。  目がどんどん疲れていくし、薬効が切れたあとは、リバウンドのようにもっと目が充血してしまうのです。』

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