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(72)第41回全日本大会

第41回全日本大会が終わりました。  東京城西支部三選手の今後の課題についてコメントします。

1.森善十朗・・・準々決勝でアレハンドロ・ナヴァロ選手(スペイン)に本戦判定負けし、昨年同様ベスト8(第7位)でした。  三年前の第38回大会でも対戦しましたが、そのときは再延長判定負けです。  この三年間で中量級の世界チャンピオンになるまでに成長したのですが、ことナヴァロ選手との試合でいえば差が開いていました。

課題・・・突きの強化・・・ナヴァロ選手の強い突きによるしつこい連打はフットワークとカットだけでは対処できません。  大相撲における「突っ張り」の対処法(一旦は突っ張り返してから回しをつかむ・いなす、あるいはそのまま突っ張りで圧倒する)と同様、こちらにも強い突きの連打が必要です。  また、そのことが善十朗の組手の幅を広げることにもつながると思います。  

2.鎌田翔平・・・4回戦でダルメン・サドヴォカソフ選手(ロシア)に延長判定負けベスト16で、敢闘賞をいただきました。  今年のウェイト制大会以降、「自分に負けない」ことを念頭に置いてきましたが、その点ではよくやったと思います。

課題①・・・突きの強化・・・蹴りの強い翔平にナヴァロ選手のような強い突きの連打があれば、相手にとって大変戦いにくい選手になると思います。

課題②・・・左前蹴りの強化・・・本来左利きですが組手では左足前のオーソドックス・スタイルで構えます。  だとすると、前に出ている左足・左手の使い方がカギになります。  昨日、松井館長とお目にかかったときも「なぜ鎌田は左中段前蹴りを使わないんですか。  左内股蹴り・左中段前蹴り・左変則上段廻し蹴りは蹴りの出が一緒なので多用されると本当にイヤですけどね。」と言われていました。

3.小林大起・・・4回戦で別府良建選手に試割り判定負けベスト16で、新人賞をいただきました。

課題①・・・稽古量の確保・・・現時点での稽古量は善十朗・翔平の半分以下だと思います。  逆に言うと、そのくらいの稽古量であそこまで試合するのですから、その豊かな才能には驚かされます。 

課題②・・・ウェイトトレーニング・・・重量を用いたウェイトトレーニングによって、脂肪の少ない筋肉質の体を作り上げる必要があります。  もし世界大会に出場することができれば、100キロを超える外人選手とまともに打ち合う機会もあると思います。  あと2年しかないという時間的制約を考えると、そろそろパワートレーニングに取り掛かるべきでしょう。

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