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鳩山社長と役員たち

11月22日の日経新聞に日本の政権交代について、日本を会社にたとえた面白い文章が出ていました。  書いたのは編集委員の伊奈久喜さんです。  抜粋し、番号を付けて紹介します。  ・・・以降は私がつけた解説です。

『①業界2位(・・・GDP世界第2位)のJ社(・・・日本)は、ことし9月、経営陣が全員入れ替わった(・・・政権交代した)。

②勝負師、小沢一郎氏率いる小沢ファンド(JDP・・・民主党)は、麻生太郎社長ら旧経営陣(・・・自民党政権)のせいで業績が低迷していたJ社に敵対的買収をかけた。  市場で株を買い集め(・・・総選挙で大勝し)、買収(・・・政権交代)に成功した。

③J社取締役会(・・・内閣)の新陣容は総勢18人。  主な顔ぶれは、鳩山由紀夫社長(・・・総理大臣)、菅直人副社長(経営戦略担当)、岡田克也専務(渉外担当)、仙谷由人専務(経営改革担当)、藤井裕久専務(財務担当)らだ。

④かねて協力を得てきた中小企業の経営者(・・・政党の代表)である福島瑞穂、亀井静香両氏にも役員就任(・・・入閣)を求めた。  両氏は常務としてJ社取締役会に名を連ねた。

⑤新経営陣にとり最大の課題は、業界最大手のA社(・・・アメリカ)との提携協定の扱いだった。  旧経営陣はA社と深い関係にあったが、鳩山氏は急成長中のC社(・・・中国)との仲が以前から良かった。

⑥C社の売上高(・・・GDP)は間もなくJ社を抜き業界2位(・・・世界第2位)になる。  急成長の背景には、独特の経営理念(・・・共産主義)に基づく強引な営業手法があり、批判がある。  J社の取引額(・・・輸出額)は、対C社が対A社を超えた。

⑦一方、A社は世界的な影響力を誇り、J社にとっても欠かせない存在だ。  鳩山社長もA社との関係は経営の機軸と語る。  (中略)  J社旧経営陣がA社との間で13年前に合意したコードネーム「普天間」プロジェクトの扱いは、鳩山氏にとって頭が痛い。

⑧「あれは旧経営陣による約束」と突き放したいが、A社側は合意の実行を迫る。  (中略)  10日前には、ことし1月に就任した小浜A社社長(・・・オバマ大統領)が訪れ、鳩山社長と話し合ったが、結論は出なかった。』

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