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齋藤真嗣先生『筋肉・骨・就寝時間』

ニューヨーク州医師の齋藤真嗣先生が書かれた『体温を上げると健康になる』(サンマーク出版刊)を読みました。  抜粋し、番号を付けて紹介します。

『1.(二種類の筋肉)

①筋肉には二つの種類があります。  一つは強い瞬発力を発揮することができる「速筋(白筋/ファーストユニット)」と、力は強くないが長い時間にわたって力を持続することができる「遅筋(赤筋/スローユニット)」の二つです。

②速筋は筋繊維が太いので、鍛えると太く大きく発達していきます。  無酸素運動で鍛えられるのはこの筋肉なので、100メートル走のランナーは皆、ムキムキの見るからに筋肉質な体型になっていくのです。

③一方、マラソンのような有酸素運動で鍛えられるのは、筋繊維の非常に細い遅筋です。  遅筋は鍛えても筋繊維があまり太くならないので、一見すると筋肉質とは思えないスレンダーな体型になります。

2.(強い骨)

①運動するとなぜ骨は丈夫になるのでしょう。  

②運動によって骨に力がかかると、骨に、弱いマイナスの電気が発生し、それによってカルシウムが骨に呼び寄せられるからなのです。

③また、運動をすると血行がよくなるとともに体温が上がります。  すると骨をつくる細胞の働きがよくなるので、さらに骨密度の高い丈夫な骨がつくられやすくなります。

④つまり、運動は二重に骨を強くする効果があるということです。

3.(就寝時間)

①私たち人間の体内リズムは、人類の長い歴史の中で培われてきたものです。  

②朝日が昇ると活動しはじめ、日が沈むと体を休める。  人類はそんな太陽に合わせた生活を何百万年も行なってきました。

③それに対し、現在のように夜でも明るい環境を人間がつくりだしたのは、せいぜいここ百数十年のことです。  体内リズムが、そんな最近の変化に対応しきれるはずがありません。  (中略)

④実際、昼夜逆転した生活を送り、日中に充分な睡眠をとっていた人と、きちんと日中仕事をして夜充分な睡眠をとっている人を比べたところ、ガンの発生率は、昼夜逆転生活をしている人のほうが30%も高いという疫学的データが出ています。  (中略)

⑤よく、日付の変わる前に寝なさい、つまり深夜0時までに寝なさいといいいますが、医学的な文献を見ると、ほとんどのデータが推奨しているのは、遅くとも夜11時までに眠るということです。』

昨晩『BS朝日』のサッカー日本代表キャプテン・中澤佑二選手のインタビュー番組を観ました。  その中で「毎日、午後10時には寝て午前5時には起きます。」と中澤選手が言っていました。  トップアスリートの自己管理は徹底していますね。  よい週末を!

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