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菅原文太さん『働く』

今朝の朝日新聞に俳優・菅原文太さんのインタビュー記事が載っていました。  タイトルは『汗ひとつかかない仕事を労働とは言えない』です。  抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①「生涯現役で仕事をすることはあたりまえだと思う。  それは金を稼ぐというような狭い定義ではなく、生きている限りできることをして働くということだ」

②「若いうちだけではない。  十分な年月仕事をして蓄えができ、勤め先はリタイヤしても、友だちと群れて趣味ざんまいで満ち足りるだろうか。  自分の人生を全うするというのは、どんな時点でも働きがいを見つけることだと思う」

③菅原さんは俳優でありながら農業生産法人を設立して、これからの日本の農業を考え実践する取り組みを始めたばかりだ。  昔から、汗をかかない仕事は労働ではないという持論を持っていた。

④その菅原さんが韓国の農村で働き続ける老夫婦のドキュメンタリー映画『牛の鈴音』に魅了される。  登場人物は働き詰めに働いてきた農夫と妻と、一頭のやせ細った老牛だけである。  農夫は機械も農薬も使わず、長年、ただひたすら朝から晩まで不自由な足を引きずって畑を耕してきた。

⑤「人として本物がいると感じたね。  なぜ働くかなんて理屈はない。  呼吸して生きているように、死に至るまで働く。  おれたちの父や祖父がそうだったように、ただ懸命なことが尊い」  

⑥今の世の中、豊かになどなっていないと菅原さんは続ける。  誰もが儲けという数字を追って机の前にしがみつき、その金で食料を輸入し、いい暮らしをしている幻想に浸っているだけだと。

⑦「日本人は休日だ、祝日だと休みすぎだと思う。  何だか砂上の楼閣にいる気がするんだが」』

ただ、失業率が5パーセントを超える日本の現状を考えると、働きたくても働き口のない人が沢山いることも事実です。  特に高齢者が働ける場は多くないと思います。

1933年生まれということなので今年76歳です。  記事の中の写真を見て、家内が「菅原文太さんってカッコいいね」と言っていました。  

学生時代に観た『仁義なき戦い』のテーマ・ミュージックと広能昌三役の文太さんが忘れられません。 

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