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清水真砂子先生『生きてごらん、大丈夫』

1.今朝の朝日新聞に清水真砂子先生の記事が載っていました。  以下は紹介文です。

『児童文学の評論家で「ゲド戦記」などの翻訳で知られる清水真砂子さんが3月末、34年間勤めた青山学院女子短大を去る。  最終講義が1月末にあり、「すぐれた子どもの文学は、苦しくても生きてごらん、大丈夫、と背中を押してくれる。  みなさんもそんな一人に」と語りかけた。』

2.本文から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①清水さんはいう。  「子どもだから黄金時代なんてうそばっかり。  子どもぐらい縛られて不自由な存在はない」。  経済力がなく自由に移動もできない。  閉じこめられた世界にいる、と。

②そんな子どもが本を読む。  現実よりももっとえげつない大人がいて、もっとすてきな大人がいる。  「こんなに世界って広いんだ」と感じ取ることができるという。

③すぐれた子どもの本は「大きくなるって楽しいことだよ。  生きてごらん、大丈夫」と背中を押してくれるもの。  「苦労してもなかなか幸福にならない主人公を応援していたつもりで、人生の予行演習をやっていたのかもしれない」と、子ども時代の読書を振り返った。

④「毎日帰りたくなるような家庭を作るのは至難の業。  でも、子どもはそんなにヤワではない。  週に30分でもいい。  『この親の子でよかった』と思えるような瞬間があればいい」

⑤子ども学科の卒業生の多くは幼稚園や保育園で働く。  「現実には求めても光を得られないことがあるかもしれない。  それでも『どうせ』と子どもに言わせてはいけない。  言えば楽になるけれど、希望を放棄させるということは、最もモラルに反すること」と言葉を強めた。

⑥そして、こう締めくくった。  「子どもの本がしてきたように、この人に出会えたから自暴自棄にならずに済んだと思わせる一人に、この世につなぎとめる一人になって」』

3.私自身の人生を振り返ってみても、当然ですが何度かピンチの時がありました。  そんな時、極真空手の黒帯を取得したという経験が、力や自信となって背中を押してくれました。

清水先生の言葉の中の『本や卒業生』のように、『道場や指導員』との関わりが、通ってきている少年部の子どもたちの今後の人生において、少しでも勇気づけになればと思います。

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