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一ノ矢さん『かいなを返す』

西洋発祥のスポーツではよく『脇をしめろ』と言われます。  ところが中国拳法には脇をあけ気味の動作が多いようです。  この点に関して『お相撲さんの“腰割り”トレーニングに隠されたすごい秘密』(元・一ノ矢著 実業の日本社)に面白い記述がありました。  本書中の元力士・一ノ矢さんと能楽師・安田登さんの対談から抜粋し紹介します。

『安田・・・能でひじを張ることによって肩甲骨や背中の筋肉も使えるようになるんです。

一ノ矢・・・相撲の腕(かいな)を返すことと一緒ですね。  腕を返すと、ほんとうに楽な力で相手を浮かすことができるんですよ。  背中の筋肉を全部使えますから。

一ノ矢・・・テッポウという柱を突く運動がありますが、いまはみんな腕(うで)のトレーニングだと思って、腕をまっすぐただ突く稽古、パンチを強くするのと同じような感じでやっています。  しかし、昔の映像や写真を見ると、片方の腕(かいな)を必ず返しているんですね。  本来は左の腕を返して突く、右の腕を返して突く、といった肩甲骨を自由自在に動かすための運動だったのではないでしょうか。』

中国拳法で脇をあけるのは、もしかして肩甲骨や背中の筋肉を十分に使うため?  誰か教えてくれないかな~(笑)。

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