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A社長との会食

1.昨晩は私が大変尊敬している二人の経営者との会食でした。  そのうちの一人を仮にA社長としておきます。

2.A社長と初めて会ったのは10年以上前のことです。  販売会社の全国トップセールスマンだったA社長がある地方都市でB社を起業し、短期間で、しかも30歳そこそこという若さで店頭公開(現在のジャスダック市場への上場)を果たし、東京へ進出した直後のことでした。

3.東京進出後もその才能を大いに発揮し、B社は東証一部上場企業へと一気に駆け上がります。  ところがリーマン・ショック後の景気後退の波に巻き込まれ、一年ほど前に会社更生法の申請を出さざるを得なくなりました。

4.その後、気にはなっていたのですが久しくお目にかかることがありませんでした。  たまたま、私の夢にA社長が出てきたことをきっかけに連絡を取らせていただき、付き合いが再開します。

5.再会後、初めての会食となった昨日、久しぶりにゆっくりお話を伺い、たいへん感銘を受けました。  最もびっくりしたのは、債権者や株主に迷惑をかけたことの責任を取る中で、高校・大学に通う3人のお子さんを退学させ、就職させたという話でした。

6.向学心に燃えるお子さんを短期的とはいえ巻き添えにしたことに関しては様々な意見があるかもしれませんが、そこまで徹底して償おうとするその姿勢には、感動を覚えました。

7.最終的にはグループで1000人を超える規模でしたが、社員100人前後のときには社員全員の実家のお墓参りをしていたという話にも感銘を受けました。

8.もう一度上場企業を作るという強い決意も伺いました。  まだ40代半ばの若い社長ですから、必ず再起するはずです。

9.私がA社長の立場に立ったら、そこまで腹をくくれるだろうかと感心しながら、楽しいひと時を過ごしました。  勇気をもらいました。

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