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貝原益軒と里見香奈さん

3月13日の朝日新聞夕刊に興味深い記事が出ていたので、抜粋し番号を付けて紹介します。

1.貝原益軒(『はみ出し歴史ファイル』)

『①「養生訓」の著者として有名な貝原益軒(かいばら・えきけん 1630~1714年)。  彼の著書は博物学、教育学、歴史学、地理学、儒学など広範に及び、その博識は驚異に値する。  興味深いのは、代表的著書の多くが80歳以降に完成している事実だ。

②その理由は、藩務の多忙さにあったと思われる。  実は彼はれっきとした福岡藩士なのだ。  彼がようやく現役を引退したのは、何と71歳の時だった。

③藩庁から許可を得た益軒は、還暦(60歳)から十数年間を費やし、ついに74歳のとき「筑前国続風土記」全30巻を完成させた。  そして「養生訓」は84歳のときのことだった。』

2.里見香奈女流名人(将棋)のお母さん・治美さん(『天才の育て方』)

『①香奈は小学3年の時、羽生善治さんや谷川浩司さんに会っているんです。  島根県出雲市で「将棋の日」というイベントが開かれ、多くの棋士が来られました。

②前夜祭では、いつも会えないようなプロの棋士の方に直接話しかけることができたんです。  すると、香奈はひとりで会場をちょこちょこと回り、先生方の全員に「どうしたら、将棋が強くなれますか」と聞きました。

③そのなかのひとり、女流棋士の高橋和さんが、こんなことを香奈に言ってくださったようです。  「毎日、少しずつでもいいから、詰将棋を解くようにするといいですよ。  でも毎日ですよ」  そして、香奈は高橋さんと指切りげんまんをしたんです。

④それからですね、香奈が毎日毎日、詰将棋を解くようになったのは。 1日10題、終わるまでは寝ないと決めていました。

⑤小学校の修学旅行でも、解いていたそうです。  さすがに人前でやるのは恥ずかしかったようで、小さな詰将棋の本を持って行って、隠れてやったそうです。』

老人になっても子供でも、本人が勉強・研究しようと思えば、できるんですね。

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