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阿佐田哲也さん『勝つ人柄はつくれる』

『ツキの波』(竹内一郎著 新潮新書)を読みました。  竹内一郎さんは「さいふうめい」の名前で、1997年から2004年まで『週刊少年マガジン』で連載された『哲也 雀聖と呼ばれた男』の原案を担当しています。

1.『はじめに』から抜粋して紹介します。

『ツキを支配や制御することはできないが、現象はあるのだから、利用できないだろうか、と誰よりも深く考え、語り続けた作家がいる。  麻雀小説で一時代を画し、雀聖(麻雀の神様)と呼ばれた、阿佐田哲也(直木賞作家の色川武大)氏である。  本書の目的は、彼が生涯をかけて語り続けた「ツキ」というつかみどころのないものについて考えてみることである。』

2.『勝つ人柄はつくれる』の項から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①『阿佐田哲也の麻雀秘伝帳』には、「〝勝つ人柄〟はつくれる」とある。

②「マージャンの玄人がするフェイスはたんに無表情ではない。  無表情は陰気で気持ちが悪い。  気持ちが悪いやつは相手に嫌悪感を抱かせる。  嫌悪感は疑惑につながる」(同前)

③阿佐田は、大らかでニコニコした感じが「勝つ人柄」だという。  

④「あいつは、どんな手に振り込んでも、笑っている。  スケールがでかいのか、回復できる自信があるのか」(同前)  そう思わせることである。  相手はそれだけで当惑する。

⑤漫画や映画では、ギャンブラーといえば苦みばしった二枚目が渋い顔をしているようなことが多い。  実際にそういうタイプの強者もいないわけではないのだが、どうもそれは多数派には思えない。  

⑥(プロ麻雀師の)井出洋介氏、金子正輝氏も見た目は極めて柔和である。  一見、とても勝負師には見えない。

⑦麻雀を離れてみても、たとえば将棋の羽生善治氏や競馬の武豊氏。  いずれも阿佐田のいうところの勝つ人柄にあてはまるような気がする。』

昨日は、私のブログでもたびたび紹介させていただいている公認会計士・本郷孔洋先生の食事会に誘っていただきました。  本郷先生のブログ同様、大変楽しい会でした。

明日から5連休ですね。  よい休日を!

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