PREV | PAGE-SELECT | NEXT

空手と仕事

1. 学生や、空手専任の指導員や職員もいるでしょうが、選手の多くは仕事をしながら稽古していると思います。  

2. 『 仕事 』 を 『 大辞林 』 でひくと、 『 生計を立てるために従事する勤め。 』 となっています。  つまり、仕事をすることによって、生活するために必要なお金を手に入れるわけです。

3. しかし、私は、空手の選手にとって、仕事には単にお金を手に入れるだけではない多くの意義があると思っています。  箇条書きにします。

① 空手関係者以外の多くの人と出会うことができ、見聞を広めることができる。

② あいさつなどの基本的なビジネスマナーが身に付く。

③ 担当している仕事を効率良く進めるための、計画・連絡・実行・報告などの段取りが上手になる。  特に空手の選手は、稽古時間を確保するために、段取り上手でなければならない。

④ 空手の現役選手をやめてからの期間の方が、はるかに長いわけで、仕事の熟練によって現役引退後の生活へのスムーズな移行が可能になる。

⑤ 会話を通じた、他人とのコミュニケーションがうまくなる。

4. 10月15日のブログで、将棋の谷川浩司さんの次のようなコメントを紹介しました。

 『 礼儀やマナーに気を遣わない人間は絶対に強くなれない。  礼儀やマナーとは、言葉を換えれば、他人に対する想像力である。  周囲に対して想像力が働かない人間が、対局において想像力を発揮できるはずがない。 』

5. 同じように、 『 仕事において想像力が働かない人間が、空手の試合において想像力を発揮できるはずがない。 』 と言うこともできると思います。

 



TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT