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河合敦さん『大成する人間の共通点』

1.歴史作家・歴史研究家の河合敦さんが書かれた『岩崎弥太郎と三菱四代』(幻冬舎新書)を読みました。  抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①弥太郎の行動を見て思うのは、結局、出世する人間というのは、たとえどんな境遇に置かれても、成功するのではないかということである。  では、大成する人間の共通点とは、いったい何なのか。

②思うにそれは、どんな過酷な環境に置かれても、知恵をしぼって発展的な努力ができる性質ではないだろうか。  そうした、ねばり強い性格は、生まれながらの資質ではなく、後天的なものであり、己の考え方次第で獲得できるものだと、私は信じている。

③毎年多くの人が起業するが、そのほとんどは、数年で商売から撤退してしまう。  起業家の大半は、営業不振が続くと、すぐにダメだと思いこみ、せっかくはじめた事業を簡単に放棄する。

④「石の上にも三年」というが、少なくとも十年は自分を信じて必死にがんばるべきだと思う。  それでもダメならば、努力する方向が間違っているか、さもなくば、あなたにその才能がないのかのどちらかだ。  そんなときは、潔くリセットボタンを押して、新たな道にチャレンジすべきだろう。

⑤いずれにせよ。  弥太郎をはじめ、実業界で成功した人々の生涯を眺めてみるとよい。  努力せずに成功した人など皆無である。  彼らは何度も修羅場をくぐり抜け、ようやくのことで富を手にしている。  「努力なくして大成なし」  これは、歴史の鉄則だと思う。』


2.①日曜日は「山口支部長継承式」なので、週末は山口です。  明日は河岡師範にお願いして、萩市の「松下村塾」と下関市長府の「功山寺」に行ってきます。

②今年のNHK大河ドラマの主人公は岩崎弥太郎と同じ土佐(高知県)の坂本竜馬です。  でも私は幕末の人物の中では長州(山口県)の高杉晋作に惹かれます。

③5月17日のブログにも書きましたが、高杉晋作は「松下村塾」で吉田松陰の指導を受けました。

④元治元年12月15日(1865年1月12日)、高杉晋作は長州藩俗論派打倒のため「功山寺」で『功山寺挙兵(こうざんじきょへい)』と呼ばれるクーデターを起こします。  これがきっかけとなり、長州藩の藩論は倒幕(徳川幕府を倒す)に統一されたのです。

次は6月1日の火曜日にお目にかかります。  よい週末を。

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