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ニーチェの言葉

『ニーチェの言葉』(白取春彦編訳 ディスカヴァー刊)を読みました。  ニーチェ(1844~1900)はドイツの哲学者で20世紀の哲学思想に大きな影響を与えました。  抜粋し、番号を付けて紹介します。

『1.最短の道は現実が教えてくれる

①数学では、最短の道は始点と終点を直線で結んだ道だと教えてくれる。  しかし、現実における最短の道はそうではない。

②昔の船乗りはこう教えてくれる。  「最もつごうよく吹いてきた風が、船の帆を膨(ふく)らませて導かれた航路が最短の道だ」と。

③これこそ、実際に物事をなしとげようとする場合に通用する最短の道理論だ。  頭で立てた計画通りに物事は運ばない。  

④現実の何かが、遠い道を最も近い道にしてくれる。  それが何かは前もってわからず、現実に踏み出したときにようやくわかってくるのだ。


2.自分の哲学を持つな

①「哲学を持つ」と一般的に言う場合、ある固まった態度や見解を持つことを意味している。  しかしそれは、自分を画一化するようなものだ。

②そんな哲学を持つことよりも、そのつどの人生が語りかけてくるささやかな声に耳を傾けるほうがましだ。  そのほうが物事や生活の本質がよく見えてくるからだ。

③それこそ、哲学するということにほかならない。


3.一緒に生きていくこと

①一緒に黙っていることは素敵だ。  もっと素敵なのは、一緒に笑っていることだ。

②二人以上で、一緒にいて、同じ体験をし、共に感動し、泣き笑いしながら同じ時間を共に生きていくのは、とても素晴らしいことだ。』

よい週末を。

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