PREV | PAGE-SELECT | NEXT

外山滋比古先生『ユーモアのレッスン』

『ユーモアのレッスン』(外山滋比古著 中公新書)を読みました。  抜粋し、番号を付けて紹介します。

『1.マーク・トウェイン(アメリカの小説家)のジョーク

①死期の近いことを感じていた患者が、牧師にたずねた。  「わたくしは、天国へ行けるのでしょうか。  それとも地獄に行くことになるのでしょうか。  お教え下さいませんか。」

②牧師はしずかに答えた。  「どちらもいいところですよ。  天国は気候がいいですし、地獄は地獄で、お仲間がたくさんおりますから・・・・・・」


2.アメリカの田舎のはなし

①町にひとつの駅に、時計が二つあった。  その二つが、いつも、違った時をさしている。

②年寄りの乗客が、駅長をつかまえて、「ここの二つの時計、合っていたことがない。  いつもバラバラになっている。  みっともない。  合わせておいたらいいだろう」

③駅長、泰然として、言い返した。  「同じ時間だったら、二つある甲斐がありませんから・・・・・・」


3.デボラ・カー(アメリカの女優)のはなし

①デボラ・カーがあるとき、ひとり旅で山の中のホテルにとまっていた。  急に目が痛み出して、ものがよく見えなくなってしまったから、おどろいた女優は、とるものもとりあえず病院へかけつけた。

②この町には、たまたま、眼科医院と精神科医院としかなかったが、ならんで建っている。  目の悪いデボラは、看板がよく見えないまま眼科のつもりで、精神科の方へ入ってしまった。

③女優だと名乗れば、いくらか特別扱いをしてくれるかもしれない。  そう思ってだろう、「わたし、女優のデボラ・カーですが・・・・・・」と言う。  

④お医者「ほほう。  それは、たいへんだ。  で、いつごろから自分がデボラ・カーだと思っているんですか」』

TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT