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岡本正善さん『不安の回路』

1.メンタルトレーナーの岡本正善さんが書かれた『「打たれ強さ」の秘密』を読みました。  「恐れや不安の本当の正体」の項から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①恐怖心や不安は、というと、どうしても弱い人間の専売特許のように思われていますが、決していけないものではありません。

②それは確固たる自信のある人でも持っているもの。  むしろ太古から人類が生き延びるために欠かせなかった、大切な能力です。

③我々の祖先が狩猟をしながら暮らしていた時代、原野でバッタリ猛禽類(もうきんるい・・・ワシやタカなどの肉食で性質の荒々しい鳥の総称)に出くわしたとします。  そんなときは考える間もなく不安や恐怖でいっぱいになる。  その「不安の回路」に刺激されて、即座に「逃げるか、闘うか」の行動をとる。

④具体的にいえば、アドレナリンがどっと出て、心臓はドキドキし、血圧が上がって顔は赤くなり、筋肉は緊張し、手足の裏はジットリ汗ばみ、胃腸の働きは抑えられます。

⑤ドキドキは血液をさかんに流して激しい運動を可能にするため。  筋肉の緊張も瞬発力を出すため。  ほどよく手足の裏が汗ばむのは闘ったり走ったりするときにすべらないように。

⑥つまり、「不安の回路」が発動することで、体はストレス状態に置かれ、ここ一番の力を発揮できるのです。  こんなときにドキドキもなく「さて、どうしようか」などと冷静に考えていたら、たちまち襲われてしまう。  不安を感じない人間は生き残れないのです。

⑦恐怖や不安を感じる能力は、自分の身を守るために非常に大切なもの。  上手に利用すればいいのであって、決して否定すべきものではありません。  ましてや「弱虫」と同義語ではないことを知っておいてほしいのです。

⑧日本では、メンタル・トレーニングといえばリラクゼーションのことだという誤解があります。  うまいぐあいに緊張が高まってきたのを「嫌だな、、さあリラックスしよう」とばかり、試合前などにお花畑のイメージなどを浮かべたりと余計なことをやってしまう。

⑨トップに立つ人というのは、むしろプレッシャーを楽しんでいます。  ここぞというときに緊張が高まってくると、「おお、きたぞ、この感じ、この感じ」と、緊張状態を自分のコントロール下に置くのです。』

2.『ある育毛剤の広告
 
 「かならずメン棒につけてお使いください。  手で塗りますと、手まで毛が生えてきます。」』

(昨日配信されてきた本郷孔洋先生のメルマガのまくらより)

暑い日が続きます。  こんな時は、無理せず、ノンビリ過ごしましょう。  

よい週末を!

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