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吉田茂のユーモア

1. 『 大人の見識 』 ( 阿川弘之著、新潮新書 ) を読みました。

2. その中で、イギリスのジェントルマンシップ ( 紳士道 ) と日本の武士道は相通じるものがあるが、武士道にはユーモアの要素が入っていない、と指摘されています。

 イギリス人にとってユーモアは、危機的状況に立たされたとき、もっとも大きな価値を発揮する、大切なものなんだそうです。

3. ユーモアのセンスを持っている、数少ない日本人の例として、第二次世界大戦直後の首相、吉田茂さんを挙げています。  

4. 吉田さんのユーモアとして有名な話をいくつか紹介します。

① 田中義一首相から秘書官就任を要請されたとき・・・「 秘書官は務まりませんが、総理なら務まります。 」

② 会いたくなかった客人に対する居留守がばれてしまったとき・・・「 本人がいないと言っているのだから、それ以上確かな事はないだろう。 」

③ マッカーサーに、GHQの意味をたずねて 「 ジェネラル・ヘッド・クォータ-ズの略だ 」 と言われて・・「 Go Home Quickly ( 早く国に帰れ ) の略かと思っていた。 」

④ マッカーサーに 「 食料支援要請の数字がまるきり違うじゃないか。 」 とただされて・・・「日本の統計が正確だったら、あんな戦争始めなかったし、始めたとしても負けなかった。 」

⑤ 訪米し、外国人記者団に、健康の秘訣について質問されたとき・・・「 はい、しいてあげれば人を食っております。 」

5. 明日から、師走です。  

 愉快な年末を過ごしたいですね。

 よい週末を。 
 

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