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天外伺朗先生『もうひとりの自分』

1.昨日に続き『経営者の運力』(天外伺朗著 講談社刊)を取り上げます。  『ジタバタする自分を否定しない』の項から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①ジタバタしている自分を発見したとき、自分を抑え込もうとするとよけいひどくなる。  表面的な自分は、いくらジタバタして、もがき苦しんで、わめき散らしてもいいのですよ。  

②ジタバタしない「もうひとりの自分」が確立できて、そんな自分を、冷静に、客観的に、中立的に眺めることができればOKです。  これはじつは、座禅や瞑想の目的でもあるのですよ。  

③松原泰道師に教わった話ですが、「座禅」というのは本来「坐禅」と書くべきなんだそうです。  土の上に人が二人いる訳です。  こっちがジタバタしている自分、こっちがそれを見て驚いている自分です。  座禅や瞑想を続けていけば、その二人のバランスがとれてくる。

④しっかり、座禅や瞑想を続けていれば、やがて「もうひとりの自分」が確立できて、いくらジタバタしても人生は踏みはずさなくなりますよ、ということですかね。』


2.今年の極真会館総本部夏合宿で松井館長が同じようなことを話されています。  『ワールド空手』2010年11月号から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①大会の試合は勝敗がつくので勝ちを狙って緊張や興奮もあるでしょうが、選手自身がその状況をコントロールできていない。  (中略)  

②そういうときは、自分は緊張しているな、興奮しているな、とその状態の自分を受け入れてやることが重要です。  

③その自分を、「もう一人の自分」が客観的に見て、ここは落ち着こうとか、この今の自分を楽しもうとか、そうやってコントロールしていくことが、ゆくゆくは勝つための一つの有効な方法になります。』

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