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藻谷浩介さん『デフレの正体』

『デフレの正体』(藻谷浩介著 角川書店刊)を読みました。  抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①同じ公表数字を確認され、先入観を排して論理的に思考すれば、誰でも私が見つけたのと同じ事実を発見されることになります。  「景気の波」を打ち消すほど大きい「人口の波」が、日本経済を洗っているのだ、という事実を。

②ところがそういう数字にも簡単な推論にも、世間の注意は払われていません。  政・財・官・学・マスコミの各界は、「万事は景気の波次第だ」と検証なく信じています。

③「経済を動かしているのは、景気の波でなくて人口の波、つまり生産年齢人口=現役世代の数の増減だ」。  この本の要旨を一言でいえばそういうことになりましょう。  

④誰の「意見」でもない客観的な「事実」、「生産年齢人口の減少と高齢者の増減」という日本の事実に対する認識を、一人でも多くの人と共有したいというのが、この本を書いた動機です。

⑤生産年齢人口というのは経済学的に定義された「現役世代」の数でして、15~64歳人口が該当します。  そもそも現代地球経済の問題は生産能力不足・労働力不足ではなく、需要不足・消費者不足なので、本当は「消費年齢人口」と呼ぶ方がいいと思うのですが、過去からの惰性で、皆さんこういう呼び方をしています。

⑥日本中で高齢者が増加していますが、特に高度成長期に若者を集めた首都圏のような地域ほど増加のペースが急です。  その背景には、人数の多い終戦前後生まれの世代の加齢があります。

⑦高齢者は特に買いたいモノ、買わなければならないモノがありません。  逆に「何歳まで生きるかわからない、その間にどのような病気や身体障害に見舞われるかわからない」というリスクに備えて、「金融資産を保全しておかなければならない」というウォンツだけは甚大にあります。

⑧実際、彼ら高齢者の貯蓄の多くは流動性が0%でもう他の消費には回りません。  これが個人所得とモノ消費が切断された理由です。』

昨日から中国語の授業を受け始めました。  月・水・金の週3回、計5時間です。  復習しなければならないことを考えるとかなり大変そうです。  

したがいまして、今後このブログの更新も週に1~2回程度とさせていただきます。  スミマセン(汗)。

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