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萩本欽一さん『三つの運』

『ダメなときほど運はたまる』(萩本欽一著 廣済堂新書)を読みました。  『はじめに――目の前には三つの運がある』から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『1.①だれにでも運と不運は平等にきます。  だから今がついていない時期なら、そのあと幸運な時期がきっとくるはずです。  不運の度合いが大きければ大きいほど、これからやってくる運も大きくなるの。

②だからつらくても「今は運をためてる時期なんだ」と思って耐えていれば、いつか状況は変わっていきます。  運の神様は、そうそう一人の人間ばかりいじめません。


2.①僕が思うに、運を大きく分けると、三つの種類があるような気がします。  最初の運は「生まれながらの運」。  大金持ちとか立派な仕事をしている家に生まれたから、運がいいわけじゃないんです。  むしろその逆。

②つらい環境や子育てに向かない親の元に生まれてきた人って、最初から運がプラスの状態になってるの。  世間の人から、「かわいそうな生い立ちね」と言われる人は、僕から言わせればすごくラッキー。  

③こういう人は、自分の境遇を恨まず、ごくふつうに生活を送っているだけで、必ず幸運がやってくるんです。  その代わり、今目の前にある現実を嘆いたり、親を罵(ののし)ったり、不平不満を言うたびに運はだんだんと消えていきます。


3.①二つ目の運は、誰かが持ってきてくれる運。  生まれた環境には関係なく、向こうからやってくる運です。  といっても、だれにでもやってくるわけじゃなく、いくつか条件があります。

②たとえば人から好かれている人には、ちゃんとだれかが運を持ってきてくれます。  いやなことをじっと我慢している人にも、運は必ずきます。  人間関係に悩んでいる人、いじめられている人にも、大きな運がきます。


4.①三つ目の運は、努力した人の元へやってくる運。  「努力は人を裏切らない」という言葉がありますが、運の神様も努力している人を裏切りません。

②コツがあります。  「努力は隠れてしろ」  「いいことをすればだれかが必ず見ていてくれる」  世間的にはこれがかっこいいことになっているでしょ。  でも、本当に隠れてやっていると、運の神様には見えないかもしれない。  だから、一見隠れているようだけど、だれか一人ぐらいには見てもらえるようにするのがいいの。

③だから受験勉強するときはお母さんにチラッと見えるようにドアを薄~く開けておくとか、夜サッカーの練習をするときはコーチの家の近くでするとか、運のためにちょっと工夫したほうがいいの。  そうするとたまたまそれを見たお母さんやコーチが、神様の代わりに運をくれるかもしれないですからね。』

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