PREV | PAGE-SELECT | NEXT

瀬戸内寂聴さん

1. 昨日の午後、NHKで瀬戸内寂聴(じゃくちょう)先生のドキュメンタリーをやっていました。

 瀬戸内先生は1922年生まれの85才です。  結婚して3才の女の子がいたにも関わらず、小説家を目指して出奔(しゅっぽん)し、後に数々の作品を発表され、人気作家になりました。  1973年には出家し、寂聴は法名です。

2. 2006年から2007年の始めまでの1年間の瀬戸内先生を追いかけていました。

 3本の新聞連載をかかえながら、能の世阿弥(ぜあみ)の晩年を描いた 『 秘花(ひか) 』 の執筆があり、その他にも京都の 『 寂庵 』 での講話など、超多忙な様子が映し出されていました。

3. 世阿弥は将軍・足利義満の寵愛(ちょうあい)を後ろだてに、若くして芸能者としての頂点をきわめました。  しかし、その義満も死に、72才のときに身に覚えのないことで佐渡に島流しにされます。   「 秘花 」 はそれを題材に4年がかりで執筆され、新潮社から2007年5月に出版されています。

4. 以下は、番組を見ながら書いた私のメモです。

・次々にやりたいことが浮かんでくる。  好奇心が原動力。

・どんなに疲れていても、人の期待に過剰に応えてしまう。  また、それが生きがい。

・何をするにも命がけ。

・良いときも悪いときも長くは続かない。  

・幸運と衰運は交互にやってくる。  衰運のときは、じっと我慢して通り過ぎるのを待つ。

・いろいろと悪く言われたことも多いが、 「 仏さまが知っているからイイ 」 と割り切ってきた。

・ 「 秘花 」 の執筆を終えて、本音で言うと、もう小説は書きたくない。

5.  85才の女性としては考えられないような、すざまじいエネルギーを感じました。

TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT