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最近の新聞記事から

最近の新聞記事から抜粋し、番号を付けて紹介します。

1.朝日新聞(1月18日夕刊)・・・タレント・文筆業 大橋巨泉さん(78)のインタビュー記事

『・・・巨泉さんの金言は「押さば押せ、引かば引け」だとか

①ギャンブルではそう考えることが多い。  競馬で第1レースを勝ち、第2レースは遊びで馬券を買ったら、また取った。  それは、神様が背中を「押している」のです。  その時は、3レースも4レースも勝負(それが「押さば押せ」)。

②しかし5レースで外れたら、(神様が背中を「引っぱっている」のだから)6レースから買っちゃあ、いけない。  それが「引かば引け」です。  ところが、損をする人はみんな、今日は全部イケると思って、6レース以降もつぎ込む。  「引かば引け」は難しいのです。

③人生では「全部をほしがってはいけない」と考えます。  いい気になりすぎて、全部とろうとすると、失敗する。  だから「今回の人生では、これはやらないよ」と考えることにしているのです。

④大橋巨泉は、僕の人生の一つの駒ですから、「もうそろそろだよ、お前。  ここで引けよ」と言うもう一人の僕がいないといけないのです。』


2.朝日新聞(1月20日)・・・全国高校サッカー選手権で初優勝した鵬翔の監督 松崎博美さん(62)の関連記事

『①創部と同時に監督になって30年目。  決勝を含め、6試合中4試合でPK戦を制した。  「本当に気持ちが強い子供たち。  やればできること選手が教えてくれた」。  大会最年長監督は両手を上げて喜んだ。  (中略)

②昨年1月8日、サッカー部OBで一人息子の康博さんを34歳で亡くした。  しばらくふさぎ込んだが、1週間後に何も言わずに戻ってきた。  サッカーが支えだった。

③前回まで5大会連続で県予選敗退。  PK戦負けが2回あり、直前に主力がけがをするなど「運がなかった」。

④今回はため込んだ運が味方についたようだ。  「長くやってきたら、いいことがあります」』


3.1月19日、72歳で死去した元横綱大鵬 納谷幸喜さんの関連記事(1月20日)

①日経新聞・・・「負けない相撲」といわれた。  横綱になってからは、相手に合わせて自分の形に持ち込むような自在な取り口へと変貌を遂げていった。  「大鵬の相撲には型がない」と批判されたこともあったが、師匠の二所の関親方(もと大関佐賀の花)は「自然体という立派な型がある。  型にはまらないでどんな相撲でも取れる。  それが大鵬の非凡なところだ」と擁護した。

「稽古につぐ稽古から自然に生まれるのが私の相撲だった」。  大鵬さんはそう振り返った。  努力に努力を重ねた者にしかたどり着けない万能相撲だった。


②日経新聞「春秋」・・・横綱になってからもケガや病気に悩まされるが、再起不能説を何度も跳ね返す。  入院中も病院を抜け出し、夜の公園を走った。

むしろ大ケガの後、以前より「淡々とした相撲」を取れるようになったと喜んだ。  目の前に現れる困難や壁を常に自分の力に変えてきた。

「勝つために稽古し、努力の過程で精神面も鍛えられる。  最初から精神ができているわけではない」。  なにくそっという根性を最近の力士に感じない。  晩年の取材にそう嘆いている。


③朝日新聞・・・強さの秘密は「やせていたから」。  入門時は184.5センチ、75キロで「細い体で勝つために何でもやった」という。  横綱昇進までの5年で約60キロ増やした後も、相撲勘の鋭さや多彩な技が生き続けたのは、技を駆使して活路を切り開いた時代があったからと話していた。  同じく細身で入門して綱を張る白鵬を「似ている。  私の優勝回数を超えられる」とかわいがった。


④朝日新聞「天声人語」・・・貴乃花が土俵を降りて、きょうで10年になる。  大鵬、貴乃花、白鵬。  美しく強い綱の系譜はまだ伸びるのだろうか。  相撲を取らずとも、ただ見とれていたい力士が少なくなった。



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