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米長邦雄さんと大橋巨泉さん

先月末の北京出張中に読んだ本から抜粋し、番号を付けて紹介します。

1.『不運のすすめ』(米長邦雄著 角川書店)

『①人生を仮に60年とすると、60年間すべて幸せという人も、逆に60年間まったく鳴かず飛ばずという人もいない。  たいていは、幸せな時が20年、不遇の時が20年、そしてどちらかに転ぶ可能性もある20年がある。  この20年を幸せのほうに引き寄せて、幸福な40年と厳しい20年、という割合で生涯を終えることが望ましい。

②私の場合、生まれてからの家計の苦しさ、内弟子時代のつらさ、四段になるまでの苦労を考えれば、20歳までは普通の人よりも相当に厳しい生活を送ってきた。  すると次には、幸せな20年、苦労が報われる20年が来なくてはならない。  いや、さらに20年を足して、幸福な40年にしなければならない。  (中略)

③だから私は、二つのことをめざした。  第一は、将棋に勝つこと、将棋が強いことによって得られる幸せ。  これは棋士としての本道である。  第二には、将棋に負けてもなお保証される幸せ。  この二つをめざしていれば、「人生に負けない勝負師」になれる、と私は思ったのだった。』

※米長先生は昨年の12月18日にご逝去されました。  ご冥福をお祈りいたします。


2.『どうせ生きるなら』(大橋巨泉著 角川書店)

『①何といっても「継続が力」である。  女房はボクのストレッチを「オブちゃん」と呼ぶ。  オブはオブセッション(妄想とか脅迫観念のこと)から来ているが、それが実はキーなのである。

②どうしても1日1回やらないではいられない強迫観念にしてしまえば、シメたものだ。  ボクは毎夕、5時から6時までの1時間は、余程のことがない限り、これに充てている。  (中略)  

③よく街で、死にそうな顔でジョギングしている人が居る。  ボクは「オブちゃんだな」と思って、ひそかに声援を送ることにしている。』


※『友人宅で食事を供された客が、家の主に質問していた。

「おたくのあの犬、どうしてじっとおれのことを見ているんだい?」

「あ、いけねえ。  あんたが食べているそのスープの器、あいつのなんだ」』(ジョーク集より)


※選手は金曜日から強化合宿に行っています。  明日は東京都大会です。  

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