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(81)第30回ウェイト制大会

昨日・一昨日と大阪で第30回ウェイト制大会及び女子・高校生の全日本大会がありました。  城西から出場した選手の結果と今感じていることを書いてみます。

①後藤つかさ(女子重量級・初戦で竹田明子選手に敗れる)・・・試合経験の差が出ました。  全日本のような大きな試合に出る意義は自分自身の実力(日本中の同じカテゴリーに属する選手の中での自分の立ち位置)を客観的に評価できることです。  今回学んだことを今後の稽古に生かしてもらいたいと思います。

②亘和孝(高校生16・17歳男子65㎏以下級・準優勝)・・・昨年がベスト8ですからステップアップしたことにはなります。  ただし優勝できる可能性がかなり高かっただけに少し残念です。  突きは以前からうまいのですが、そこに蹴りをどう織り交ぜていくかが今後の課題です。 また会場でも話をしましたが、前に圧力をかけてくる選手に対する対策も普段から考えておかなければなりません。  一学年上の恋之介が一般で準優勝ですから、来年は自分も同じポジションに立てるよう精進・工夫する必要があります。

③森大夢(中量級・2試合目で久保英和選手に敗れる)・・・茶帯のウェイト制初出場としてはよく戦いました。  今後は技術・パワー・スタミナすべての面での向上が望まれます。  技術面の課題をひとつだけ挙げるなら接近戦での突きの打ち合い、いわゆる「ガチンコのどつき合い」です。  これを避けていては極真の試合では勝てません。

④鈴木潤(中量級・2試合目で杉山徳選手に敗れる)・・・若干パワー負けしたように見受けられました。  また自分に合った組み手スタイルをもっと工夫する必要があります。  社会人として時間的制約がある中で稽古するわけですから、技の組み立て、トレーニングのやり方等々に関してさらに創意工夫することによって効率の良い稽古をしていかなければなりません。

⑤ルモワンヌ・ファビアン(軽重量級・2試合目で柏原宝選手に敗れる)・・・試合経験が豊富なベテラン選手と戦うにはその完成された組み手を突き崩す何かが必要です。  ファブの特徴である上半身の筋肉の強さをどう組み手の中に生かしていくかを考えなければなりません。  また若干スタミナトレーニング不足のように感じました。

⑥加賀健弘(中量級・準々決勝で優勝した中村昌永選手に敗れベスト8)・・・すばらしい素質を持っていることは間違いありません。  でも逆から見ると今はまだ素質だけで戦っているとも言えます。  今後全日本のトップを狙っていくには技術・パワー・スタミナのすべての面での向上が必要ですし、まだまだ相当な伸びしろがあると思います。

⑦竹岡拓哉(中量級・準優勝)・・・優勝した中村選手に技術負けした印象です。  今までは勢いで戦ってきましたが、今後はそこに巧さをプラスしなければなりません。  直前のインタビューで「自分は得意技がないことが特徴です」と語っていましたが、今後は技術・戦術ともに緻密にし「すべての技が得意技です」と言えるまでそれぞれの精度を上げる必要があります。

⑧石崎恋之介(軽重量級・準優勝)・・・決勝戦は長身の上田幹雄選手の上段ひざ蹴りで一本負けしましたが大会全般を通してよく戦ったと思います。  試合後悔し涙を流していましたが「いい負けっぷり」が次の勝利のためには必要です。  「いい負けっぷり」というのは「負けたからと言って落ち込まず、胸を張って堂々とし、主役である勝者に心からの拍手を送る。  そして負けた悔しさはこれからの稽古に対するありがたい精神的ガソリン(モチベーション)になるわけですから胸の奥に大事にしまい込んでおく。」ということです。  今後は上田選手に雪辱を果たすことだけを考えて創意工夫した稽古を積んでもらいたいと思います。


ウェイト制は大阪ですから試合が終わると新幹線で帰ってきます。  昨年のように2階級制覇すればまさに「意気揚々」の車中です。  惨敗すれば「意気消沈」の車中です。  昨日は準優勝が3つで「大喜びでもガッカリでもない不思議な」車中でした。  でもそんな車中をもう30回(ウェイト制が始まる前年の西日本大会まで入れると31回)も繰り返しています(笑)

選手の皆さんお疲れさまでした。  そしてワクワク・ドキドキをありがとう。  

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